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お知らせ2018年度 新理事選挙提出書類

2018年6月25日

氏名:安部 真良

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められているもの

岡山青年会議所は戦後、復興を目指すため、岡山の市民を「明るい豊かな社会」に導くため、68年前に設立されました。68年たった今も設立当時の理念が変わっていませんが、時代と共に「まち」が必要としているもの、「ひと」が求めているものも変化し、生活水準の向上や「まち」の発展だけが「明るい豊かな社会」ではなく、「ひと」の心の中の満足度、つまり精神的な部分の「明るい豊かな社会」が求められているように思います。
現在、「まち」には数多くの団体があり、岡山青年会議所ではなくてもビジネスやリーダーのスキルを学べる機会があります。しかし、岡山青年会議所には「ひとづくり」に重きを置き「ひと」に拘るという他の団体にはない強みがあります。思いやりの心、おもてなしの精神のように、相手のことを考え、人間としての深みを学び、より人間力のあるリーダーとして会社、地域に貢献できる人材を育成することができます。IT社会で「ひと」と「ひと」とが直接絡み合わない時代だからこそ、とことん「ひと」にこだわる団体が生きてきます。
しかし、今の岡山青年会議所は「ひと」に拘る団体という強みを生かしきれていません。昔からの「ひとづくり」システムに頼りすぎ、時代にあったバージョンアップができていないからです。「ひとづくり」の根本を変えるのでなく、目的、本質を理解した上で、時代にあった「ひと」に拘る団体に変化する必要があります。先輩諸兄がやってきた方法を受け継ぐだけではなく、時代に必要なもの、不必要なものを判別し「ひと」に拘っている団体であることを周知してもらう必要があります。このことが岡山青年会議所に求められていることであり、今の時代に無くてはならないものだと思います。
今後、岡山青年会議所が70年、100年続き、岡山の「まち」が良くなるように岡山青年会議所の伝統をブラッシュアップして、未来に繋がる基盤を作り上げていきたいと思います。

<選択課題>岡山JC三信条について『修練』

岡山青年会議所には全てが密接に関係している「修練」、「奉仕」、「友情」という三つの信条があります。中でも「修練」が岡山青年会議所の他団体と違う一番の理由だと考えます。唯の仲良し団体ではなく自己の成長を促進し、共に成長する仲間を作ることができる団体だからです。私は、人間は困難に立ち、それを打破したときに初めて成長することができると思います。答えを教えてもらうだけでは、知識として理解するだけで、本当の意味では体得できているとは言えません。
岡山青年会議所は本当に自分が苦手とすること、面倒なことを沢山与えてくれます。入会して半年間は会員研修委員会に配属され最初の「修練」があります。また、単年度制であり、立場、役職の変更など、毎年新たな「修練」を与えてくれます。そして、執行部、理事委員長が青年会議所メンバー一人一人の足りないこと、苦手なことを考え、色々な課題を与えてくれます。岡山青年会議所に入会した当初は、意味もわからず無理難題な課題を与えてくるのが苦痛で仕方ありませんでした。しかし、壁を乗り越え、「ひと」に対しての気遣い、おもてなし、相手がどう思い、どう感じるか考えられるようになると、今までいかに自分が自己中心的な人間だったのかを実感できます。「修練」があったからこそ成長できたのです。
岡山青年会議所は意味のある理不尽さを教えてくれる団体であり、多くの壁や課題を何の得もないのに与えてくれる「ひと」がいます。「ひと」がどうしたら成長できるか、大きくなれるかを考えてくれる「ひと」がいます。私も今後「修練」を多く与えられる岡山青年会議所の理事委員長になり、一緒に活動してくれるメンバーの成長に繋がる壁になります。そして、メンバーが「修練」の壁を越えた先に真の仲間が集う委員会ができると思います。「ひと」を育て郷土岡山の「まち」に欠かすことのできない人材を多く輩出できるように邁進してまいります。

氏名:井戸 啓太

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められるもの

岡山青年会議所とは、「ひとづくり」「まちづくり」に特化した団体です。
今後の岡山青年会議所は、組織自体の価値をより一層高め本当の意味で岡山のまちと市民に求められる団体になっていくべきです。
その為には、自らを厳しく律し、己の立ち振る舞いの中でメンバーに背中を見せていくべきであり、メンバー個人の成長に留めるのではなく、横の世代、下の世代に伝えていく組織を創っていく必要があります。そして、一人一人のメンバーが成長し、高い目的意識を全体で共有することが必要です。
加えて、岡山青年会議所の中にも様々な理由で青年会議所活動に非積極的なメンバーもいます。そのメンバーを放置するのではなく少しでも積極的な活動ができるよう人に妥協なく関わっていけるメンバーを増やしていくことで組織全体が成長していきます。
また、メンバーとその家族が生活し、メンバーが仕事している拠点は岡山のまちであり、まちの活性化は青年会議所の使命です。今後の岡山青年会議所として、行政、各自治体等と密な関係を構築し、岡山のまちや市民が青年会議所に何を求めているのか真摯に考え、これからの岡山を担っていく若い世代の想いが描ける事業を行政や各自治体と連携して行っていく必要があります。岡山のまち、市民にとって財産となる新しいまちづくり事業を構築し運営できるのも岡山青年会議所しかありません。
その中で、成長してきたメンバーが己の役割を理解し、リーダーシップまたはフォロワーシップを発揮し高い目的意識の共有しながら新しいまちづくりを行っていくことで、岡山のまちも活性化され市民に必要な憧れの団体になっていき、岡山青年会議メンバーは己の団体を愛し誇りを強く持つことで、岡山青年会議の価値が高まります。
人が成長しないとまちは良くならない。
人の成長を一番に考え、まちの発展に寄与することのできる唯一無二の団体は、岡山青年会議所そしてメンバーのみと確信しています。

<選択課題>岡山JC三信条について『修練』

岡山青年会議所における不易とは、メンバーの成長により成しえることのできる明るい豊かな岡山のまちを創っていくことであり、それこそが変えてはならない本質です。
しかし、変えてはならず守り受け継いくべき本質が希薄となっています。岡山青年会議所活動は人の成長を真摯に考え、成長したメンバー全員で率先して岡山のまち全体を巻き込み発展していく、その活動は厳しく辛い中に喜びや楽しさがある。だが、本質である人の成長やまちの発展を疎かにし、楽しい飲み会やビジネス活動、自分の好きな活動だけをしているメンバーがいるように感じます。
本来、岡山青年会議所は「ひとづくり」「まちづくり」の団体でありその活動の中で学んだことを持ち帰り自分自身の会社の発展や家族の生活に活かし、岡山のまちにおける経済発展や社会貢献に尽力するため自己修練を行うことです。しかし、人は楽な方を選択しがちであり、それを正当化するための理由まで考えてしまい、そして、その緩んだ想いは非常に周りに伝染しやすい厄介なものですが、今一度、何のために青年会議所活動をしているのか考えなおし、自己成長だけではなく周りを巻き込んで成長してく人材にならなくてはいけない。その為には、メンバー一人一人が自己成長に留まることなく高い目的意識を共有し、メンバー全員が人や岡山のまちに想いを描き、その想いを実行すべく日々の行動や立ち振る舞いで示していかないといけない。
岡山青年会議所の唯一の財産は人でありメンバーの成長やメンバー同士関係性を疎かにしたり緩めたりしてしまうと岡山青年会議所の唯一の財産がなくなってしまいます。人は人でないと磨き輝くことはできないのだから。
だからこそ、自分自身を厳しく律し、メンバーの成長を一番に考え、妥協することなく他のメンバーと関わっていき、快適で活力あるまちづくりができる人材へメンバー全員で成長していくことが永久不変の不易と確信しています。

氏名:林 俊宏

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められるもの

岡山青年会議所は、多種多様な業種の企業を担う20歳から40歳までの役員や経営者が集まる歴史ある団体で、いつの時代も流行を意識し常に最先端であるべき姿を求められていると考えます。そのような中で岡山青年会議所は『まちづくり・ひとづくり』を実行するうえで、郷土岡山にとっての存在価値や存在意義を与えることが出来る団体でなくてはなりません。先輩方が68年間培ってきた不易を重んじ、時代に沿った流行を取り入れる。古きをなくすのではなく、古きを活用し、新しいことを生み出す必要があります。岡山青年会議所はひとづくりの団体として、時代に合った思いやりやおもてなしの精神を追求し、とことん人と向き合い、膝と膝を突き合わせて、時には信念を持って考えをぶつけ合い時間を共有できる、そんな青年経済人の集まりでなければならないと考えます。リーダーである我々がお互いを尊重し合い、人間力を高めることで人と人とのつながりや災害時などに率先して行動に移せる団結する大切さを社会に伝えていく必要があります。人間としての在り方と社会を牽引するリーダーとしての在り方が郷土岡山から求められていると考えます。また、岡山青年会議所では、まちづくりや経済の活性化を担うひとづくりを行わなければならないと考えます。社会経済が大きく変化していく中、長期的視点から明るい豊かな社会を実現する為には、未来を担う宝となる青少年の育成を継続的かつ積極的に行い、郷土岡山への思いを持てる若い人財を育成する必要があります。また、岡山青年会議所の活動が、郷土岡山に価値あるものとして認められるためには、行政、市民、諸団体の考えを理解し、共感を得られる活動を行う必要があります。岡山の財産を継承し、次世代に向けて新しい価値を残さねばなりません。そして、会員各自が岡山を牽引するリーダーとしての自覚を持ち、次世代のリーダーを育成していかなければならないと考えます。

<選択課題>岡山JC三信条について『修練』

岡山青年会議所には、『修練』『奉仕』『友情』という三信条があり、それを覚え唱和することから私の青年会議所での『修練』が始まりました。その中で私は青年会議所活動を通して『修練』を重ねる先に何を考え行動に移すべきか考えるようになりました。私は岡山青年会議所へ入会するまで、個人が強くなり成長するためだけに、苦難を乗り越え修練を重ねていくものだと考えていました。岡山青年会議所に入会を決断するに辺り当時は本業との時間調整に支障をきたさないか葛藤がありました。単年度制の岡山青年会議所では毎年違う役を経験します。入会して半年間の新会員制度によるプログラムの中で、研修委員会スタッフから出される課題や指示に、当時は戸惑いを感じました。多種多様な業種の企業を担う役員や経営者が新人となり、同じ目標に向かい時間と労力を費やし、『修練』を重ねることで友情が育まれました。理不尽とも感じる課題や指示は新入会員それぞれの不屈の精神を生み目標を達成することが出来ました。『修練』を共にした同期との友情は、私にとって計り知れない人生の宝となりました。岡山青年会議所は『まちづくり・ひとづくり』を行う団体だといいます。そこで積み重ねた『修練』は私ひとりで経験したものではなくどの『修練』も同じ目標に向かって切磋琢磨する仲間と意見を交わし、学び合い、成長出来る環境が与えられています。青年会議所には多くの青年たる経済人がいます。若き経済人が青年会議所活動と言う『修練』を重ねることで成長しまちづくりをしようとする活動が生まれると考えます。岡山青年会議所の『修練』とはここに集まった青年経済人の個人の成長から郷土の経済発展や個々の企業が成長することで社会貢献を行い、時代が過ぎても変わらないことと時代を先取ったことを意識し行動に移すことで自分ひとりの成長だけでなく周りの人々の成長、企業の成長、まちの成長を日々考え実行する事です。

氏名:嶋田 昌浩

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められるもの

情報技術の進歩や、少子高齢化による人口減少により、日本は大きな社会情勢の変化を迎えています。それは、全ての業種業態の企業にも同様の変化をもたらし、地域経済や地域コミュニティーの在り方すら変えてしまう大きな変化です。その変化に対し不安を抱えている地域の人々に向けて、常に時代に対応し、進化し続けている岡山青年会議所の持つ、様々なノウハウや考え方を、事業や取組みを通して発信し、地域社会と共有する。そして時代の変化に対応する道しるべとして常に存在し続け、地域住民や地元企業の不安を払拭し、明るい豊かな社会を実現することが、岡山青年会議所の存在意義でありそれを示すために、岡山青年会議所は、事業や取組みをおこないます。しかし情報技術が進み経済やコミュニティーが多様化するなか、地域住民や地元企業が求めるものも目まぐるしく変化し、常に道しるべとして存在意義を示す事業や取り組みを、おこなうことは容易ではありません。だからこそ、不易と流行を常に意識する必要があるのです。新しく合理的なものや考えだけを、取り入れるのではなく、長年連綿と受け継がれてきた、岡山青年会議所の歴史や伝統を振り返り、一見不合理に思われても、本当に良いものを、素早く判断し、深く考え、責任を持って取捨選択し、事業や取組みをおこなうことが重要なのです。そして、岡山青年会議所メンバーの、一人ひとりが次世代のリーダーとして、郷土岡山の、未来を担う責任と役割を自覚し、事業や取組みを計画し実行しなければ、常に地域の道しるべとして存在し続けることはきません。全てのメンバーがおこなう、全ての事業や取組みの積み重ねが、岡山青年会議所の存在意義なのです。今後、ますます変化のスピードが速まる地域社会に向けて、今までよりスピーディー且つ効果的な方法で、事業や取組みを発信し、存在意義を明確に示していくことが、これからの岡山青年会議所に求められています。

<選択課題>岡山JC三信条について『修練』

岡山JC三信条には「修練」「奉仕」「友情」とあります。この三つの信条は互いに関連しながら、それぞれ独立した意味を持ちます。そのなかで「修練」は他の二つの信条に密接に関わっています。「修練」があるからこそ、「奉仕」が生まれ「友情」が育まれます。このことからも「修練」が非常に重要であり、全ての始まりであると言えます。さらに「修練」は他団体には無い岡山青年会議所独自の信条であり、岡山青年会議所が、ひとづくりの団体であることの証明だと言えます。「修練」のなかには、不易と流行を常に意識するとあります。相反する二つの想いを意識することは非常に難しく、優れたバランス感覚と中庸のこころが求められます、自分の主義ばかりを主張するのではなく、様々な立場からものごとを捉え、常に自分の行動や言動にリーダーとしての自覚と責任を持ち、不易と流行を意識することこそが「修練」なのです。私は、歴史ある岡山青年会議所のメンバーの一員として、様々な事業や取組みを通して、自己の利益のみならず、地域全体の経済の発展を考え社会貢献をおこないます。その事業や取組みを通して、大きな視野でものごとを捉えることが出来るようなリーダーへ、自己を成長させていきます。そして、その志を同じように大切にする同志と「真の友情」を培いながら切磋琢磨し、自己修練をおこなうことを、お約束いたします。さらに理事委員長として、自分が岡山青年会議所で得た経験や学びを、一人でも多くのメンバーに伝え、岡山青年会議所メンバーとして自信と誇りを持って、事業や取組みをおこなえる人材を育てます。それが地域に対しての「奉仕」であり、心よく私を岡山青年会議所に送り出してくれている、家族や会社に対する、責任と恩返しであります。そして何よりも重要なことは、青年会議所活動を通して自己成長することです。それを「修練」だと信じ、今後も岡山青年会議所活動に邁進してまいります。

氏名:中村 彰宏

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められるもの

これからの岡山青年会議所に求められるものは、時代の変化に応じてまちの活性化に必要な問題意識を提起し、周囲を巻き込む活動を継続して展開していくことです。
高度成長期以降、様々な経済団体が発足して「JCもある時代」となってから久しく、私達が掲げる「明るい豊かな社会」の解釈すら広義なものとなっています。更には私達の住むまちが少子高齢化や産業の衰退などの様々な潜在リスクを抱えている今、岡山青年会議所が連綿と紡いできた伝統の中で、何が最も市民から共感を集められ、どのように発信していくかを見定めなければなりません。
岡山青年会議所の伝統の真髄は、「まちづくり」ができる人材を育成する「ひとづくり」です。「ひとづくり」は、人と人がぶつかることでしか成しえません。これほどSNSが発達した現代社会においてすら、いかなる場面でも相手との信頼関係が基本です。顔を突き合わせて話し合い、思いを共有するという本質は未来永劫に不変です。人として、社会人として、青年経済人として当たり前のことを当たり前に実行し、社会で活躍できる人材に成長しなければなりません。更に「まちづくり」団体である私達は、先見の目で郷土が抱える問題をとらえて発信する必要があります。当事者としてその解決方法について市民との対話を重ね、青少年育成や活力ある人の流れを起こす事業など、風土や地域資源を活かした事業を展開し、行政やマスコミ、他団体と手を取り合って、まちに大きな波紋を広げていくことが重要です。
責任世代と言われる私達は、自己修練を重ねながら、40歳までの青年だから感じられる問題意識でまちに一石を投じられる事業を展開し、青年会議所の存在価値を高めていかなければなりません。子ども達が希望と誇りを持てるまちを創造するため、これまでの常識を見つめ直し、率先垂範の精神で周りを巻き込み、次代のリーダーが育まれ続ける風土をより強固なものにしていきます。

<選択課題>岡山JC三信条について『友情』

岡山青年会議所の屋台骨である「修練」、「奉仕」、「友情」は三位一体であり、この団体の礎です。まちづくりを行うためには、自己修練を重ねなければなりません。ただそれは決して一人で出来るものでなく、志を共にする仲間と手を取り合い、同じ目標に向かって切磋琢磨する中で生まれる真の「友情」が原動力となります。
経営者や後継者にとって、日常生活において本音の人間関係が築ける機会は多くありません。まして私自身もできる限り人と本気でぶつかることを避けてきましたが、岡山青年会議所で得たかけがえのない先輩や後輩、同期との出逢い、そして現役会員と委員会活動を共にした濃密な時間は、無駄を省くことや効率を重視していた自分の価値観を大きく変えることになりました。損得を抜きにしていつも真剣に相手を思いやり、成長と成功を願うことができる人間関係がある。これこそが真の友情です。
そんな今でも、青年会議所において私は「頑張れ」という言葉に疑問を感じています。それだけで終わらせることはどこか無責任と感じているからです。共に活動をする以上は相手に寄り添い、一つの事業のために多くの時間を共有し、その先に待つ格別の達成感と心からの信頼関係にたどり着かなければなりません。
特別会員や現役会員に関係無く、いつも誰かが見てくれていて、挫けそうな時には常に誰かが横で支えてくれる、そんな伝統を68年紡いでいる団体は他にありません。青年会議所活動で得た人間関係とその経験が人への思いやりと深い感謝を本人に与え、仕事やプライベートにおいても好循環を生みます。私は徹底的にひとにこだわり、共に活動する仲間との信頼関係を重視します。そしてメンバー全員が成長と達成感を感じられるよう意見が言いやすい環境を作り、まず相手の言葉に耳を傾け、責任感を持って対話を重ねます。修練の中で育まれた友情を胸に、奉仕の精神でまちづくりを行うことが私達の責務であります。

氏名:綾部 健二郎

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められるもの

岡山青年会議所には、68年の長きにわたり紡ぎ続けてきた「ひとづくり」の伝統があります。この「ひとづくり」の伝統は未来永劫変わることのない岡山青年会議所の「不易」です。一方、驚異的なスピードで環境が変化する現代において、社会や市民が求めるものは絶えず変化していきます。周囲のニーズに応える「まちづくり」のためには時代の変化を柔軟かつ敏感に捉え、常に新しい情報を受発信し続ける「流行」が必要不可欠です。
これからの岡山青年会議所に求められるものは、不易である「ひとづくり」の伝統をベースに、流行を捉え人々の心を動かす、共感を得られる「まちづくり」を推進できる団体であり続けることです。それこそが岡山青年会議所のブランドであり、我々が郷土おかやまに提供できる価値です。ブランドとは「価値を約束するもの」です。岡山青年会議所の活動は市民や行政に対し、郷土の未来に夢が描ける「まちづくり」を約束しなければなりません。「うらじゃ」のようにまちが活性化し、市民が誇りを持って活動できる事業を発信し続け、郷土を愛する人を増やしていくことで、我々の価値を高めていく必要があります。そして貴重な時間を使い活動を行っている我々も、家族や社員に対し自己や会社の成長を約束する義務があります。これらの約束を守るためには、個々のメンバーが高い感度でアンテナを張るとともに、常に社会からどう見られているかを意識し行動を変革する必要があります。その地道で永続的な活動こそが岡山青年会議所の価値の向上に必ずつながります。岡山青年会議所が周囲から求められる存在であり続けるために、私は徹底的に人に拘る「ひとづくり」の伝統を継承するとともに、市民感覚に即した流行を意識した「まちづくり」を実現できるリーダーとして、個々のメンバーに規律ある行動を通して確実な成長の機会を与えることで、岡山青年会議所の価値の向上に貢献し続けることを約束します。

<選択課題>岡山JC三信条について『修練』

「修練」を通じたひとづくりは岡山青年会議所の最大の魅力です。あらゆる困難に自ら積極的に立ち向かい、妥協や打算なしに仲間とともに切磋琢磨し真剣かつ本気で取り組むことで過去の自分を超え確実な成長を得ることができる。これが岡山青年会議所の「修練」です。また「奉仕」と「友情」は「修練」と三位一体のもので、すべてが相互に影響しあうものです。「修練」を重ねることで真の「友情」が生まれます。そして同志とともに「奉仕」の心を持ってまちづくりを行い、ひととしてもまちとしてもより高いレベルを目指していく。この有機的かつ良好なサイクルこそが岡山青年会議所が岡山青年会議所たる所以であり、郷土おかやまに存在する意義です。
しかしながら昨今このサイクルが乱れつつあります。意識を伴わない行動は「修練」には繋がらず、「奉仕」の心なくして魅力あるまちづくりは成し得ませんし、馴れ合いの関係の中には真の「友情」は決して生まれません。大なり小なり自己成長を求めて岡山青年会議所の扉を叩いた以上、我々は自己の成長について貪欲でなければなりません。本気で取り組み、ともに汗をかき時には涙を流す人間同士のぶつかり合いを経てこそ三信条のサイクルが私たちを成長させてくれることを、私はこれまでの青年会議所活動の中で体感してきました。その中でも私は自己成長の礎となる「修練」を最も大切にし、ひとりひとりと真摯に向き合い、性格や特性にあわせた成長の機会を提供し続けることでともに「修練」を積み、ともに成長していくことを約束します。
岡山青年会議所の信条であり伝統でもある「修練」はメンバー個々の成長を促し、LOM全体のレベルを上げるエンジンです。私は自分自身に最も厳しい「修練」を課し、自己成長に最も貪欲であるとともに、次世代のメンバーを牽引するリーダーを目指し青年会議所活動を行うことで、郷土おかやまの発展に貢献する人材の育成に邁進いたします。

氏名:西山 武志

<理事長課題>これからの岡山青年会議所に求められるもの

平成から新たな年号へと変わる時代の狭間に立つ我々は、不安定な経済や社会情勢に揉まれながらもこの岡山青年会議所の69年の歴史と伝統を連綿と受け継ぎ日々活動を行っています。現在の岡山青年会議所は、入会歴の浅いメンバーの比率が高く構成されています。長く続く不景気も影響したのか、また過去より受け継がれてきたJCの非日常的な行動に世論の評価はそう甘くないのが現状です。それらが昨今の会員減少を引き起こした原因の一つかもしれません。JCの歴史や伝統には今の世間に評価されるものと、そうでないものがあると思います。万人受けすることが全てではありませんが、私たち現役が大切な時間を費やし日々行っている活動が無駄にならないよう時代に即し、世間に受け入れられることが必要であると考えます。私が想うこれからの岡山青年会議所に求められることは『会員数の増強と質』だと思います。『会員数の増強』は、円滑な事業運営と組織としての影響力を高めるためにも最重要課題と考えます。やはり、公益性高く社会に影響力のある規模の事業を行ううえでは数が必要です。そして、それは賛同者でなければなりません。パワーゲームに頼ることなく日頃から組織が理解され自らが進んで入会を希望する団体であるためにも会員それぞれが青年経済人としての心構えと進んで社会貢献に取り組める志が必要であると考えます。そのためには世間の評価も必要なのが『質』です。JCにしかできない、JCだからこそできる事業を再考し岡山青年会議所に所属することを誇りに思い、会社、家族、友人、知人に理解と賛同を得ることができる活動と取り組みにコミットするべきだと思います。伝統にこだわるあまり今の時代に即さないことを気づかぬ内にパブリックな場面で行っていることもあります。JCの活動を経験すれば理解できることもたくさんありますが、現代の社会的風潮を意識し行動をとることも必要かと思います。

<選択課題>岡山JC三信条について『修練』

岡山JC三信条は、2000年に行われた理事会での承認以来、「修練」「奉仕」「友情」と制定され、文章は時代の変化とともに更新をされた事はありましたが、粛々と受け継がれています。岡山青年会議所は、自己の成長のために「修練」を繰り返す場であります。
それは、先人より連綿と受け継がれてきた伝統であり、その事について否定することはありません。しかしながら青年会議所の「修練」に関して間違ったイメージを持っている人が多くいる事を勧誘の際に耳にします。あらためて、いろいろな視点で注目されている団体であることを再認識しなければなりません。長い歴史の中には、いろいろな出来事があったと思います。そのような過去も、また現在も、私たちの言動が、誤解を招いているところは否めません。多くの人が「修練」のイメージと現実とのギャップを口にします。もしかすると、そのことによって入会に前向きにならない人が多いのかもしれません。まずは、そこを修正するべく、今一度、岡山青年会議所として「修練」のあり方について検討し、また、時代に即すよう世間の声も取り入れるべきだと思います。また、入会以来、多くの先輩方に『ONとOFFの切り替えが大切である』と教えられてきました。私自身、入会当初はそれを理解できませんでしたが、JC運動を繰り返すうちに、ONがあってのOFFであると認識することができました。この繰り返しが、なにものにも代えがたい「友情」につながり、活動のモチベーションとなります。岡山青年会議所に所属していない若者たちの中にも、郷土岡山のために何かをしたいと強く思っている人たちはたくさんいます。まずは、そのような貴重な人財が私たちの活動に興味をもち、気軽に門を叩くことができるよう考える必要があると思います。岡山青年会議所は、次代の青年経済人たちにその在り方を示す代表団体として、いまこそ変わる時であると私は確信しております。