まちづくり室

副理事長方針

まちづくり室 副理事長 岸 紘史

 本年度、青木理事長よりまちづくり室副理事長という大役を仰せつかり、光栄に思うと同時にその果たすべき責務の大きさと重さを強く感じております。全力で青木理事長をお支えし、共感溢れるまちおかやまの創出に全力を尽くして参ります。

近年、人口減少によって引き起こされる様々な問題がおかやまの未来に大きな影響を及ぼしていくことが想定されます。岡山青年会議所のまちづくりとして、現代社会の問題と向き合い、若者ならではの先見性と行動力で郷土おかやまにしかない魅力を最大限に掘り起こし、行政や他団体、市民と手を携え、共感の輪が広がる事業を展開して参ります。

また、本年で四半世紀という大きな節目を迎える第25回「うらじゃ」では、今まで以上に郷土おかやまの発展と、誰もが誇りに思えるおかやまを代表するまつりとなるよう取り組んで参ります。そして、振興活動にも力を入れ、うらじゃの共感の輪を広げて参ります。

 最後になりましたが、これまで諸先輩方から教えていただいた歴史や伝統を引き継ぎつつ、新しいことにも率先して挑戦し、おかやまのまちのために全力で取り組んで参ります。特別会員の皆様をはじめ、現役会員の皆様におかれましては、より一層のご指導、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

共感溢れるまちおかやま創出委員会事業計画

共感溢れるまちおかやま創出委員会 委員長 關 和敏

 少子高齢化、人口減少は避けて通れない課題となっている昨今、解決方法を見つけることも容易ではありません。様々な価値観を共感し人口減少、コミュニティ機能低下、人材不足を今こそ打破しなければなりません。そのような中で我々岡山青年会議所の責務は、明るい豊かな社会を創出するために、地域に共感を生むことにより、一つでも多くの魅力を見出し、「共感溢れるまちの創出」となる先駆者とならなければなりません。

 共感溢れるまちおかやまの創出となるためには何が必要なのかを検討して参ります。誰もが夢を描くことができる潜在能力を持った地域資源を最大限活用すると共に、これまで以上密接に、今後も行政の皆様、岡山にある企業の皆様と共感しあい、問題提起を行ないます。

 我々岡山青年会議所から共感を行政、企業に認めてもらい、共感溢れるまちの創出のきっかけとなる事業、地域の魅力を最大限いかした事業を企画・実施し、岡山青年会議所のこれまでの軌跡、これから先の存在意義を後世に残していける事業に取り組んで参ります。

 もう一方では我々若者世代を中心とした郷土「おかやま」に共感の輪が広がる事業をおこないます。それは、誰もが気軽に郷土「おかやま」の価値に気づき、郷土「おかやま」を誇りに思え、そして、「おかやま」のまちを愛せることができる事業を岡山青年会議所単体の運営ではなく、行政、他団体、一般企業そして一般市民を巻き込み共感溢れる事業を展開して参ります。事業を通じ、各々の強みを出し合い「共感」することにより「不易と流行」を常に意識し共感溢れるまちおかやまの創出につなげて参ります。

 我々の活動は多くの皆様に「共感」を与えて参ります。個人一人では「共感」はありません。相手の方から認めてもらってこそ初めて「共感」に繋がります。我々岡山青年会議所は行政、他団体、地域の方々に対して率先して、活動に取り組んでいきます。私たち岡山青年会議所の積み重ねる行動が「共感溢れるまちおかやまの創出」に繋がると確信し、共感溢れるまちの創出に取り組んで参ります。

まちづくり委員会事業計画

まちづくり委員会 委員長 平田 知之

 おかやまは、瀬戸内という一年を通して温暖で、農業、漁業、工業のバランスの取れた恵まれた地域です。昔から災害も少なく、日本列島を見回してもこれだけの条件がそろっている地域は他に類を見ません。私達は、無意識のうちに整った環境の恩恵を受け、健やかに、そして穏やかに育ってきました。しかしながら、このおかやまにも若年層の人口減少や教育や学力レベルの低下、高齢化、過疎化による地方都市の消滅リスク、待機児童問題などが内包されています。また、満たされてはいるが「岡山といえばこれだ」と言える何かが足りない。おかやまで暮らす多くの人達は、このようなことを感じているのではないでしょうか。

 岡山青年会議所のまちづくり委員会の使命は、おかやまを誇りに思える風土を醸成するきっかけづくりを行い、より多くの人々を巻き込んで大きな波を作り上げることにあります。そしてその波を我々だけの活動で終えるのではなく、人々が郷土おかやまの発展を考え、自ら変化を生み出し行動できる「志のあるおかやま人」となれるよう導いていきます。

 おかやまの夏の風物詩うらじゃは、「共生と融和」をテーマに、今や行政、マスコミ、学生、企業、市民が互いに手を取り合い、一体となって活動できる最大の行事となりました。

 おかやまの人々にとって、うらじゃがもっと身近であり、「うらじゃのあるおかやまが好き」と感じていただきたいと願っています。

 本年度、うらじゃは25回目を迎えます。まちづくり委員会は、この記念すべき回を盛大に開催出来るよう、これまで以上に行政やマスコミへPR活動を行い、運営をリードしていきます。また、振興会に対する昨年の活動を引き継ぎ、企業や教育現場へ、また、県外へ向けてうらじゃの魅力を発信して一人でも多く共感の輪を広げていきます。

 おかやまのまちづくりを牽引していくリーダーとして、子供達や子育て世代の若い人々が夢や希望を抱き、誰もがおかやま人であることを誇りに思えるよう、おかやまで暮らす人々と手を取り合って、このおかやまの為に活動して参ります。