事業内容BUSINESS

岡山青年会議所 新規会員募集中 入会のご案内はこちら

公益社団法人 岡山青年会議所事務局

〒700-0985
岡山市北区厚生町3丁目1番15
岡山商工会議所ビル6階

アクセス
  • TEL. 086-223-0938
  • FAX. 086-225-0500
  • Email. info@jci-okayama.com

リンク

  • JCI
  • 公益社団法人日本青年会議所本会
  • 日本青年会議所中国地区協議会 
  • 公益社団法人日本青年会議所中国地区岡山ブロック協議会
  • 第23回うらじゃ2016
  • 岡山青年会議所2015 WebSite
  • 岡山青年会議所2017 WebSite

お知らせ2016年度 新理事選挙提出書類

2016年6月28日

氏名:末長一範

末長一範

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

岡山青年会議所は「明るい豊かな社会」を理想とし、次代の担い手である私たちは責任感をもってその理想を目指しています。そして、その事業目標は「まちづくり」と「ひとづくり」にあります。産業にも様々なカタチが生まれ、人の考えも今はいろいろあります。同様に、新しい時代には、そのカタチに合ったモノが生まれるべきです。
しかし過去にはたくさんの新たなモノが見られますが、現在は新しいモノは生まれにくい時代となっています。成熟した世の中では、一つの方向を目指し進んでいくことが難しいと言えます。岡山青年会議所も同じくその局面をむかえています。
一方でモノがあふれる時代だからこそ、「共感」の時代となりました。人は時代に流されることなく、自分が本当にいいと思うものを選ぶ時代です。
例えば、環境にやさしいだけでエコカーは普及しませんでした。クルマとしての機能に加え、使用者にとって低燃費などのメリットがあってはじめて人々の共感が得られ普及しました。「共感」は人を動かすのです。岡山青年会議所はどう思いますか。共感を得られているのでしょうか。私は私たち自身がこの活動に誇りを持ち楽しむ姿こそが、人々の共感を生むと考えます。共感はブランディングに繋がります。シャネルもルイ・ヴィトンも共感を集めるからこそブランドとして確立します。小さな円である「岡山青年会議所」が活動により様々な縁を生み、その縁をつなぐことで、大きな一つの共感となるようにしていきましょう。
地道ではありますが、私たちが殻にこもることなく、社会に対してどう見られているかを意識して行動することが大切です。「共感=憧れ」とも言えると思います。私は強固に感じています。「共感=憧れ」を得られる存在となることこそが「岡山青年会議所」の真のブランディングにも繋がり、その活動が「ひとづくり」「まちづくり」に繋がると考えます。これこそが、岡山青年会議所のあるべき姿です。

<選択課題>岡山JC三信条の『友情』

友情=共感や信頼の情を抱き合うもの。ふと考えると大体皆同じではないかと思うのですが、社会に出て働き業務に追われる中で、「友情」は意識しにくいものでないでしょうか。同窓会で久々に会った友人と、自分が当時のまま、素のまま接することが出来た経験は誰にでもあると思います。それはやはり損得のない付き合い、そして同じ時間を共有する中で自然と生まれるものではないかと思います。今そんな関係づくりは無理だと思っていました。
しかし、岡山JCの活動の中では自然と「友情」を築くことができます。同期の間ではフラットな関係が原則ですが、苦しければ苦しいほど、そして大変であれば大変であるほど、共に遂行した喜びが大きくなると同時に同期とのつながりもさらに大きくなり「友情」が芽生える感覚を得られました。学生の頃の馴れ合い的な「友情」とは違い、お互いを意識しながら、一つのことを目指し切磋琢磨しながら芽生えた関係だと思います。同じ志を持った同士が、心を開いて話し、心底笑い、気持ちを共有するうちに「友情」は確かに芽生えるのです。この経験は、いち早くビジネスパートナーと打ち解け、信頼関係を構築することに役立つと思います。
ビジネス上、また国と国とのやり取りの時でさえ、実は実務内容よりも、個人の信頼感が重要です。もちろん「友情」の多い人生が豊かなものであることは言うまでもありません。
そしてJCの活動の中で、横のつながりの強化は縦の関係のつながりを、支えるものになることも実感しています。今、会社・組織で言えば縦のつながりだけではいけません。横のつながりを持たせることで、しなやかで強い組織の構築が可能となり、ビジネスにおいても、迅速な対応が可能となります。
岡山青年会議所の三信条は「修練」が心を結び「友情」を生み、心の結びつきが「奉仕」の心を生むのだと考えます。それを心に後進の指導と自分自身の精進にさらに勤めたいと思います。

氏名:柴田収

柴田収

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

これからの岡山青年会議所は、「ひとづくり」の伝統によって培った精神をもとに、時代に即した最新の「まちづくり」を行う団体であるべきです。
今日において、ヘイトスピーチ問題や性的少数者の人権問題など、数年前は話題にならなかった新しい社会問題について、地域社会は対応を迫られています。日々生じる新しい問題に対応するには、時代を超えて通用する能力が必要です。
岡山青年会議所は66年間の伝統の中で、人にこだわり、礼儀礼節とリーダーシップを身に着け、己よりも他者を大切にするという、「ひとづくり」の精神を大切にしてきました。この精神は、心意気で人を動かすという時代を超えた普遍的な力です。この精神を個々の会員が身に着けるのみならず、次の時代にも伝え続ける必要があります。そのためにも、我々は青年会議所内のみならず社会経済の中でも活躍して、青年経済人の憧れとなり、仲間を増やす必要があります。そして、まちを構成するのは人である以上、「ひとづくり」の精神は、まちと社会をどの方向へ変革するにせよ、常に必要です。加えて岡山青年会議所は長年にわたるまちづくりの実績があり、地域社会や行政からの信頼も極めて厚いです。
この「ひとづくり」の精神とまちからの信頼をこれからの「まちづくり」にさらに活かすためには、行政などがとりまとめた情報に基づくのではなく、現場に足を運んで問題を抱えた当事者の声を直接聴き、どのような内容や手法が望ましいのか絶えず検証しなければなりません。その上で、岡山に住む人々を物心両面で豊かにする事業を展開しなければなりません。地道なことの繰り返しであり決して楽ではないですが、仲間と共に取り組めば必ず達成できます。
岡山青年会議所の「ひとづくり」の精神はいつの時代にも通用します。人と人とのかかわりを常に大切にしながら、今後新しく生まれてくる社会問題を解決して岡山のまちをよりよくすることが、私の責務です。

<選択課題>岡山JC三信条の『友情』

人にこだわる岡山青年会議所において、「修練」と「奉仕」によって生まれる「友情」が、さらなる「修練」と「奉仕」の原動力になります。
岡山青年会議所には地位も役職も職種も経歴も考え方も異なる多様な人たちが集まります。最初から気が合いそうな人間が集まる訳ではありません。しかし、研修プログラムという仲間と濃密な時間を共有しながら行われる「修練」の中で、本音でぶつかり合うこととぶつけられた思いを全力で受け止めることを覚えます。これにより、それまでのどんな人間関係よりも深い絆で結ばれた「友情」が育まれます。そして、研修終了後の配属でも、引き続き仲間とともに「修練」をし、仲間と一緒に時間を共有しながら全力で「奉仕」に取り組むことで、さらなる「友情」が育っていきます。
そうして育った「友情」はその後も絶え間なく「修練」と「奉仕」を続けるための原動力となります。自分のことを支えてくれる仲間の心意気を感じるからこそ、困難にぶつかっても諦めずに挑み続けることができます。競い合う仲間がいるからこそ、自分にもっと厳しくなれます。仲間と一緒に最高のまちづくりをしようと真剣に取り組み続けるうちに、真にまちを思う「奉仕」の心が芽生えてきます。そしてこの「修練」と「奉仕」が今まで以上に深い「友情」を生み出すという循環を作り上げます。全力でやるから楽しい、楽しいからもっと全力でやりたくなる、これが岡山青年会議所の活動です。
このように「修練」と「奉仕」に基づいた「友情」を培うことを66年間続けてきた団体が岡山青年会議所であり表面的な友達付き合いをするだけの団体とは一線を画します。これからも多くの仲間たちと「友情」を培うのみならず、さらには仲間同士が「友情」を培うことができるよう、誰もが遠慮や萎縮をせずに本音で語りあえる場を作り出した上で、自ら率先して仲間と共に「修練」と「奉仕」に励むことが、これからの私の責務です。

氏名:金沢竜志

金沢竜志

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

人口減少に少子高齢化、経済のグローバル化、若者の非正規雇用増加、保育所の待機児童増加など、課題が山積するなかで、災害が少なく、交通の要衝として発展した岡山ならではの魅力あふれる「まちづくり」が、岡山青年会議所には求められております。しかしながら、景気の低迷の煽りなどを受け年々、会員数は減少し、青年会議所の在り方を見直す岐路に立たされているのが現状です。だからこそ、今、岡山青年会議所に代々受け継がれてきた「ひとづくり」という伝統を最大限に生かす必要があります。「まちづくり」には時代のニーズに合った変化が必要ですが、「ひとづくり」は未来永劫に不変です。「ひと」が「まち」を創ります。「ひと」に始まり、「ひと」に終わる、徹底して「ひと」にこだわるのが、岡山青年会議所の「ひとづくり」です。岡山青年会議所の設立趣意書には「急迫せる国際情勢下郷土の産業経済的発展、日本経済の再建にたずさわる吾等青年実業家の任務はまことに重大である。吾等郷土の経済活動の第一線にたずさわるもの縣下の各層に同士を集め、もつて岡山青年会議所を其の名にふさわしいものにせんとする。」とあります。志を分かち合う同志を集い、互いに青年会議所運動を通して積極的な変化を経験し、困難を乗り越え、新しい出会いや、わくわくするような時間を共有し、リーダーシップを学ぶことで、市民感覚と乖離することのない「まち」が創造できると確信しております。
我々の代表的な事業、「うらじゃ」も今年で23回目を迎えます。年々、形を変え中国地方を代表する市民まつりへと成長いたしました。「うらじゃ」に限らず、様々な事業を通して行政サービスと連携し、未来を担う子どもたちのためにも、魅力ある「岡山」を創造することが、我々青年会議所のあるべき姿です。仲間と共に変化を恐れず、何事にも積極的にチャレンジし、魅力ある「まち」をこれからも市民の皆様に発信してまいります。

<選択課題>岡山JC三信条の『友情』

私は学生時代にスポーツを通して、仲間たちと人一倍に修練を積み重ね、一つの大きな目標に向かって切磋琢磨し、友情を育んでまいりました。社会に出た折には、学生時代のような感動体験は2度とできないと自負しておりましたが、岡山青年会議所に入会してその考えは一変いたしました。仲間たちと共に行う様々な事業、そして研修カリュキュラムなどの岡山青年会議所ならではの「修練」を実践していく中で、今までとは異なった「友情」が芽生えました。
岡山青年会議所には「修練」、「奉仕」、「友情」という三つの信条があります。立派な「まちづくり」ができる人財になるよう、青年会議所運動を通して自己「修練」を積み重ね、そして仲間と切磋琢磨し、真の「友情」を培います。これが岡山青年会議所の三信条のサイクルです。文章ではこれを簡単に表現できますが、行動になると容易いことではありません。目的達成のために、メンバーが本気でぶつかり合い、また本気で相手と向き合います。時には挫折することもありますが、一人のメンバーも欠けることがないよう、本気で支え合います。このように、すべてにおいてメンバーは何事にも常に「本気」で取り組みます。これが「友情」を培う源となっております。岡山青年会議所創立から今年で66年、この「友情」がなみなみと引き継がれ、OBと現役会員、総勢800余名の繋がりとなっている、他に類を見ない団体です。この団体の一員であることを、常に誇りに感じ、伝統ある名を汚さぬよう、今後は「友情」の本質を更に掘り下げ、メンバーや新たな同志と共に、常に「本気」で愚直に青年会議所運動を実践し、岡山青年会議所の新たな1ページに刻む、真の「友情」を追い求めてまいります。そこで得た感動体験は必ずや今後の私の人生にとって、大変貴重な宝物になると確信しております。そして、その感動体験を後世にも伝え、岡山青年会議所の今後の発展に必ず寄与いたします。

氏名:岸紘史

岸紘史

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

岡山青年会議所は「ひとづくり」と「まちづくり」に拘る魅力ある団体であり、66年もの長きに亘り、歴史と伝統を大切にしながらも、時代の急激な変化に柔軟に対応し、進化を続けてまいりました。岡山青年会議所の「ひとづくり」は、自分自身を見つめ直すことから始まり、青年経済人としての礼儀礼節やおもてなしの心を学び、会員同士が活動を通じて一致団結して困難を乗り越えていく中で、真の友情を培うことができます。同時に、組織のリーダーとしての資質を身につけることにより、社会の中でしっかりとしたビジョンを持って人々を導く活動ができる人材の育成に繋がります。そして「まちづくり」では、岡山青年会議所が、現代社会の抱える問題や課題を日常的に感じることができる20歳から40歳までの会員から構成されることから、経済、社会、地域、企業、子供の教育などにおける様々な問題を掘り起こすことができ、行政や市民と共にその問題を解決するための方法を見出せるところに、岡山青年会議所の存在意義と存在価値があります。近年、岡山青年会議所では、経験豊富な会員が激減していく中で、私たちの活動に共感し、理解してくれる仲間を一人でも多く増やし、次世代を担う仲間へ歴史と伝統を伝えていくことが、残された私達の現在の課題であり使命であると考えます。その為には、岡山青年会議所が、社会から本当に必要とされるリーダーとしての資質を持つ人材の育成の場となり、社会に大きな影響を与え、その活動を広く発信し、常に人々に求め続けられる唯一無二の存在とならなければなりません。誰の為に、何を成し遂げる為の活動なのかを、私たちは今一度原点に立ち返り、「明るい豊かな社会」の実現という岡山青年会議所の理念を改めて認識する必要があります。これからも岡山青年会議所は、多くの人々を惹きつける魅力溢れる活動を、信頼できる仲間と共に築き上げ、郷土おかやまの発展に努めて参ります。

<選択課題>岡山JC三信条の『友情』

岡山青年会議所には「修練」「奉仕」「友情」の三信条があり、その中でも、「修練」によって築き上げられる「友情」は岡山青年会議所でしか得られない特別なものです。岡山青年会議所に入会する前は、楽しいことだけを共有するのが「友情」だと思っていました。しかし入会後、年齢も職業も就いている役職も全く違う9人の同期と出会い、半年の研修期間を共に過ごす中で、様々な「修練」を与えられ、共に苦難を乗り越えるために切磋琢磨し、時にぶつかり、励まし合いながら、かけがえのない時間を共有することで、事業をやり遂げたときには、達成感と喜びも共有でき、「友情」が芽生えました。共感と信頼を分かち合える「真の友情」だと思える仲間に巡り合えたことは、私にとっての一生の財産です。また、同期との関係だけが「友情」ではなく、その後配属された委員会でも、多くの尊敬できる人々との出会いがありました。本気で叱ってくれたり、優しく手を差し伸べてくれたり、背中を力強く押してくれたりと、青年会議所での経験豊富な方々のリーダーシップに、強い憧れを抱くようになりました。このような人達になりたいと思えるのも「ひとづくり」の団体である岡山青年会議所だからこそだと考えます。そして現在は、「うらじゃ」を通して多くの諸先輩方と接する機会に恵まれ、いつも現役会員に対して厳しく、そして温かく見守ってくださっている先輩と現役の繋がりにも、岡山青年会議所が66年もの長きにわたり「友情」を育んできている所以を感じさせられます。今後、役職や立場が変わるたびに新たな出会いや気づきを与えられることは、自己の成長へと繋がり、それを後世に伝えていくことで、諸先輩方から引き継がれてきた岡山青年会議所の伝統と友情を守ることに繋がると考えます。そして、今後の岡山青年会議所活動では、「何をするのか」よりも「誰とするのか」を常に意識し、更なる「真の友情」を培って参ります。

氏名:藤井大温

藤井大温

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

近年、様々な場面において強烈なリーダーシップをとる人が少なくなったように感じます。ソーシャルネットワークの浸透により熱い舌戦はなくなり小さい画面上で倫理観の薄れた議論ばかりが目立つように思えます。顔を出さず名前も出さず責任感もない、そんな投稿に振り回されているのが現状ではないでしょうか。会うことなく気軽にコンタクトが取れる故に、人間関係の希薄化が進んでいるように感じます。人は語り、思いを共有して成長する生き物です。そのような場を提供しているのが岡山青年会議所だと思います。今の時代に足りない地域のコミュニケーションの場を通じて「ひとづくり」「まちづくり」が出来る団体それが岡山青年会議所です。岡山青年会議所は66年の間変わらず、綿々と「ひとづくり」を行ってきました、如何なる時代や環境においても率先したリーダーシップを発揮できる人を育てること、そして我々はいつまでも変わらないことと時代に応じて柔軟に変化すること「不易と流行」を常に念頭に置き活動しています。それは事業をする側と参加する側が、共に成長していける仕組みが出来ており長期的な人材育成の場を通じて持続可能な「まちづくり」の貢献に繋がる人材育成が出来るところにあります。私は今の時代古臭いと敬遠されるかもしれません、しかしこんな時代だからこそ将来のことを考えればこれ以上人間関係を希薄にしてはいけないと思います。地域や行政を巻き込み活動やどのような団体なのかを丁寧に説明し必要性を訴えることも重要です。さらに他の団体とも協力しその中でも強烈なリーダーシップを発揮できるリーダーの中のリーダーを務めることがこれからの岡山青年会議所に求められることだと考えます。そのためには既成概念にとらわれず新しい時代のリーダーになるための人材育成が出来る団体にしていくことが岡山青年会議所の使命であり「これからの岡山青年会議所のあるべき姿」だと信じます。

<選択課題>岡山JC三信条の『友情』

真の「友情」とはただの仲良しクラブではありません。単に助けてもらう、施しを受ける一方的なものではありません。時に相手にとって厳しいことも言わなければならないのです。しかし相手を思えばこそ、言った方も相手のことを思い考え、言われた方もその意味を考えることができ、理解しあって初めてしっかりとした絆が結ばれると考えます。そして、相手のことを認め尊重しなければなりません。真に良い友を得るにはまず己自身が良い友になること、片方だけでなく双方が成長出来る良好な関係が築けていることが重要だと考えます。その良い友、良い人間になるために岡山青年会議所では「修練」と「奉仕」がありそれらをバランスよく全うすることにより「友情」が成り立つと考えます。何かをただ学校の授業の様に与えてもらうだけではなく自分からも無償の何かを与えることが出来なければなりません。修練を重ねる中で友情が生まれ、奉仕をすることでもまた友情が育まれていくのです。そして、岡山青年会議所会議所にはこれらの友情を育くむ仕組みが脈々と66年の間引き継がれ時代とともに柔軟に形を変えながら行われています。何事に置いても、古きに固執しては新しいものは決して生まれません。しかし新しいものばかりでは今までの経験が無駄であり決して良いものはでいないばかりではなく、一つの歴史ある団体とは言い難く一貫性も無くなってしまいます。私はこの形を変えることのできる若人ならではの柔軟性、新しいことに挑戦する気概とそれを許容することのできる人格者の集まりであることこそ、岡山青年会議所が最高のひとづくり団体と言われる由縁だと考えます。ただの仲良しクラブではない真の友情をはぐくみ青年経済人として郷土の経済発展に貢献できる人材を育成できるこの仕組みこそが青年としての英知と勇気と情熱を創造し、そしてその「友情」が岡山青年会議所の未来創造、発展へと繋がると確信しています。

氏名:正保宏倫

正保宏倫

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

岡山青年会議所のあるべき姿とは、「ひとづくり・まちづくり」を目的とする団体として行動し続け、多くのひととまちを巻き込み、今後も、その活動やその存在感、存在意義を強く広めることと考えます。
創立から今日まで、66年もの長い時間、歴史と伝統を培い、不易と流行を常に意識し続け、いまなお成長し続けているのは、岡山のまちの為に、ひとに本気でこだわり、向き合う団体だからこそだと私は考えます。岡山青年会議所は、「ひとづくり」だけの団体ではなく「まちづくり」の団体でもあります。地域の抱えている様々な課題をしっかりと見据え、そして向き合わなくてはなりません。近年、岡山では、非行の低年齢化や不登校の児童数の増加、学力面でも全国低位という危機的な状況に陥っています。この問題を解決するには、目先の問題に取り組むだけでは困難であり、そして、行政だけが活動をするのではなく、様々な活動をしている団体が一体となり生活環境の大きな改善が必要と考えます。我々は、こうした地域の抱える問題意識を、多くの人と共有し、その原因やその解決方法について、さまざまな諸団体と議論をし合える機会を構築する必要があります。その為には、それぞれがばらばらに活動をするのではなく、多くの関係諸団体が一体となり膝と膝を突き合わせる事が、今後の岡山には必要となります。そこで岡山青年会議所が、ファシリテーターとして、さまざまな諸団体をとりまとめ、そして行政とも連携をとり、その中でも強いリーダー的役割を果たさなくてはなりません。公益法人である岡山青年会議所が中心となり、地域活性化のため、問題に真剣に向き合い行動し、その姿を示すことで、他の諸団体を巻き込み、そして岡山に住み暮らす人を巻き込み、ひとの輪を広げ、そして切磋琢磨し、それぞれが持つ責任を果たしていく過程で生まれる「ひとづくり・まちづくり」が今後の岡山のまちに重要な役割を果たすと考えます。

<選択課題>岡山JC三信条の『修練』

岡山JC三信条には「修練」・「奉仕」・「友情」の三つの信条があります。岡山青年会議所で活動する上でどれも大切なことと感じますが、その中で特に重要なのが「修練」と考えます。嫌なこと、苦手なことに遭遇することが多くの場面で有りますが、決して逃げず、自分から立ち向かい挑んでいく勇気こそが「修練」となると私は考えます。困難にたちむかう「修練」は、過去の自分を変え、今までの自分にない力を身につけ、自分自身を一回りも二回りも成長させます。私は全ての活動に参加することで新たな気づきを見つけることができると考え岡山青年会議所の活動に取り組みました。新たな環境で負荷を乗り越え、より多くの人と交わり吸収することで全てを真摯に受け止め活動に邁進したいと思うようになりました。時にはくじけそうになることもありますが「修練」を積み重ね、一つ一つの進歩を自身が感じ積み重ねることで気づきをいただき、過去の自分と決別し更なる自分の成長へとつなげることができたと確信します。岡山青年会議所で活動することは決して楽なものではありません。活動を通し「修練」を繰り返し行うことで苦難の中により密度の濃い「友情」が芽生え仲間との時間を重んじ、まちが誇る「奉仕」ができる人材となります。「修練」から生まれる「友情」・「奉仕」は精神的にも肉体的にも自分の能力や器の限界に向き合い未知の可能性をひきだし仲間と共に共感を経て乗り越えることで自分の器を大きくすると考えます。よく自分の器以上に会社は大きくならないと言います。岡山青年会議所での「修練」は自分に負荷を掛けることで自分の器を何倍も大きくし、まちや会社でリーダーシップを発揮することができ、そして家庭へと持ち帰り豊かな生活環境の構築ができる青年へと成長させます。「修練」とはひとの成長、自分の成長、そしてまちの成長に欠かせない大切な役割と考え、私はこの大切さを今後も伝えていきます。

氏名:仲村陽平

仲村陽平

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

青年会議所活動を邁進するためには、礼儀礼節を重んじ、不易と流行を常に意識し、行動に移せる人材の育成が必要不可欠です。歴史と伝統ある岡山青年会議所のひとづくり・まちづくりの文化により、奉仕に溢れ志をもったメンバーがいたからこそ、うらじゃに代表されるまちづくり運動が多くの市民や行政の間に定着したと考えられます。
岡山青年会議所の特徴でもある不易の部分にひとづくりがあります。まちづくりを行うためには郷土『おかやま』の発展のために行動できる不易の人材育成がかかせません。また、まちの発展には世代を超えた『おかやま』を愛する心を持つ「岡山人」の育成が『おかやま』創生の原動力となりえます。岡山人育成には全ての市民と行政に対してさらに繋がりを多く持ち今まで以上に市民、行政と協働したまちづくり事業を展開することが岡山青年会議所に求められていると考えます。
岡山青年会議所のまちづくり事業は社会に投じられた一石でありました。しかし、私たちは絶えず一石を投じ続け、より遠くの市民や行政までその波紋を届けなければなりません。そして決してこの波紋を消してはなりません。その波紋がさらに広がるように市民をそして行政を巻き込み、いつまでも消えないうねりを生み出すことが今の岡山青年会議所に求められているのではないでしょうか。郷土『おかやま』の求めるまちづくりのニーズと価値観の変化を敏感に肌で感じ取り、岡山青年会議所にしかできない今まで以上に重い一石を投じる時期が来たのではないかと感じます。
岡山青年会議所は今までの常識にとらわれない新たな挑戦に目を向け、まちづくりを模索するべきだと考えます。我々の取り巻く環境は激動の時代に突入し日々変化し続けています。ですが、岡山青年会議所にしかできないことはまちのためにひとのためにできることは何かを自問自答し続けることが、郷土『おかやま』の発展に貢献していくことだと断言いたします。

<選択課題>岡山JC三信条の『友情』

ひとづくりの根幹をなす半年間の研修では、修練・奉仕の先に見えるひととひととがぶつかり合った時に生まれる真の「友情」に触れることができます。66年間という歴史に裏打ちされた研修を経ることにより、強いリーダー像に求められる熱い情熱をもった青年経済人が誕生します。この一連の流れが全ての岡山青年会議所のメンバーに息衝き、礎となっています。
誰しも最初からこの熱い情熱を感じたわけではなく、どんな小さな事でも綿密に時間をかけ、自分と向き合い、そして仲間同士で困難な壁を乗り越えてきたことも一因です。さらには、常に難局に立たされても妥協を許さない環境と、くじけそうになった時、その度毎に手を差し伸べてくれた仲間、そして背中を押してくれる諸先輩方の厳しくも温かい言葉があったからこそ、やり遂げた達成感を分かち合うことができるのです。このひとづくりの精神から芽生える熱き友情を育むのが「修練」から生まれる「友情」です。また、まちづくりを行う上で欠かせないのは利他の精神に他なりません。この無益な心がひとを動かし、そしてまちを動かす原動力となります。事業により深く関わることで、自ら事業の成功を願い、そして仲間とともに事業を成功させようと周囲を巻き込みひととひととの懸け橋となります。この尊い奉仕の心構えが大きな事業を成功へと導きます。仲間とともに同じ方向を向き時間を積み重ねて行うからこそ、この無益の心である「奉仕」から「友情」が生まれるのです。
ひとづくりとまちづくりに長けた団体は他に見たことがありません。この二つの事に取り組む青年経済人となるべく岡山JC三信条にある修練・奉仕を愚直に実行していくことが最も大事だと考えます。その揺るぎないひとづくりとまちづくりの文化こそが、多くの情熱と熱い友情で結ばれた青年経済人を輩出するのです。岡山青年会議所の魅力の一つは熱い人間関係の間に育まれる友情を体験できることです。

氏名:古市聖一郎

古市聖一郎

<理事長課題>これからの岡山青年会議所のあるべき姿

岡山青年会議所は40歳までという人生において最も大事な数年間を仲間同士が事業活動を通じて切磋琢磨仕合いながら友情を築く「ひとづくり」の団体でありつづけなければなりません。日本は人口減少、急速な高齢化、憲法問題、そして1000兆円を超える債務超過、さらに世界に目を向けると先のイギリスのEU離脱など、私たちを取り巻く環境は大きく、そして急速に変化をしています。困難は多く降りかかってきますが、いかに時代が変わろうともこの岡山青年会議所は、これからも「ひとづくり」の団体としてあり続け、そこに所属する私たちは社会の基盤を支える青年経済人として、荒波の中でもたくましく航海できるよう成長し続けなければなりません。岡山青年会議所には、66年間脈々と受け継がれてきたおもてなしの精神、広い視野、リーダーシップなどがあり、それらを事業活動を通じて学ぶことができます。そして成長した暁には次に、その活動の輪を広げていなければなりません。そのためには、会の中だけの事業活動ではなく、行政や商店街、市民を巻き込んだ活動を増やしていく必要があります。岡山青年会議所があるおかげで岡山が活気づいた、岡山が変わったと市民の皆様に思ってもらえるような活動を青年経済人として行うことが必要です。過去をなぞった目先の事業ではなく、時代に合った、未来を見据えた革新的な事業をすることで、岡山の街に岡山青年会議所の存在感を示し、憧れられる団体にならなければなりません。それによって会員数も増え、さらにいままでよりも大きな、そして岡山の街のためになる活動が出来るようになります。私も人生において輝ける20代、30代を夢中で駆け抜ける仲間達と切磋琢磨しながら一生の絆を築き、岡山青年会議所に所属することに誇りを持ち、その想いを込めたバトンを次の世代に渡します。

<選択課題>岡山JC三信条の『修練』

岡山青年会議所の修練は、よく言われるようにコップの水を空にすることから始まります。「コップの水を空にすること」は、別の言い方をすると、岡山青年会議所の色に染まることです。そのことにアレルギー反応を示し、退会する会員がいるのも事実ですし、誰もが一度は退会を考えるのではないでしょうか。私も何度か辞めたいと思ったことがあります。会社では代表取締役社長という立場で、なかなか面と向かって苦言を言われたり、細かな作業をしたりすることはありません。また会社の事業では、なるべく効率化を図り無駄な時間をなるべく短縮することに務めていますが、岡山青年会議所では自分に足りないことに対し苦言を言われたり、一見「無駄」に見える作業を時間をかけてしたりします。もし私が会社の後継者ではなければ普通に経験することを岡山青年会議所では経験することができますし、私に足りない物を気づかせてくれます。修練の中には規律正しさも含まれています。基本的な礼儀やマナー、つい忘れてしまいがちなことですが、青年経済人としての基本中の基本を教えてくれるのも岡山青年会議所です。理事長や委員長がお話しをされるときは前のボタンを閉め、背筋を伸ばし、体と目線を話し手に向けて聞く。当たり前のことですが、自分の会社で部下にそのような指導が出来ていませんでした。なぜなら私が出来ていなかったからです。小さな事例かもしれませんが、このような気配りの心、おもてなしの心を忘れてはならないことを岡山青年会議所は教えてくれました。「修練」することで「奉仕」をするための基盤を気づくことができ、「奉仕」の過程で「友情」が育まれる。岡山青年会議所の三信条でありますが、特に私は今後もこの「修練」をし続けることを心に誓い、青年会議所運動に携わっていきます。