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公益社団法人
岡山青年会議所事務局

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岡山市北区厚生町3丁目1番15
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アクセス
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2019年度 新理事選挙提出書類

開催日:
開催場所:

氏名:大森 将平

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

岡山青年会議所は創立70周年という節目の年を迎えようとしています。数ある団体の中で、今後も地域に必要とされる団体として存在感を発信していくためには、今一度、岡山青年会議所がこれまで積み重ねてきた歴史と伝統を振り返り、その活動を多くの人たちに理解してもらうことが重要です。69年もの間、変わることなく脈々と受け継がれてきた岡山青年会議所における「不易」とは、地域経済の発展、人類社会発展の原動力となる人材の育成のために、熱き情熱をもって時間と労力を惜しむことなく、自らの使命として青年会議所活動に取り組んできた諸先輩方の精神であり、必ず引き継いでいかなければいけないものではないでしょうか。
一方で、社会環境が急速に変化し続ける中で、我々は社会の変化に対応できる柔軟さをもちながら時代に先駆けた事業を展開していかなければなりません。青年会議所活動は、40歳という期限を定め単年度制という制度を用いることにより、時代に合わせ進化を遂げています。時代に求められていることを的確に把握し、目的に即した手法を取捨選択しながら活動していくことが岡山青年会議所の「流行」だと考えます。
年齢や経験、立場が異なれば、絶対に変えるべきではないこと、変えていくべきだと感じることはメンバーによって様々で答えはひとつではないでしょう。答えがひとつであるとすれば活動しやすいかもしれないですが、それぞれの答えが違うということは活動を難しくさせる一方で、違うからこそ考えさせられ、納得するまで話し合い新しいものが生まれ続けているのです。一人ひとりが自分の思う不易を常に意識して行動していることこそが私の考える岡山青年会議所の不易の精神であり、流行に即した手法を体現する根幹となると確信しています。私は新たな時代を迎える岡山青年会議所を牽引するリーダーとして誰よりも不易と流行を強く意識し、今後の活動を邁進することを約束いたします。

<選択課題>岡山JC三信条の「友情」

岡山青年会議所の「修練」「奉仕」「友情」の三信条は互いに作用しあい、それぞれを意識して活動に取り組むことにより三つ全てを得ることができるものではないでしょうか。
まちづくりができるひとづくりをする団体である我々の活動の目的は奉仕であり、その目的を達成するために修練を乗り越え、そこに芽生える感情が友情です。この熱い感情がさらなる修練と奉仕を支える最大の力となるのです。
青年会議所では嫌なこと、苦手なことからも決して逃げることは許されず、自分だけではなく仲間と共に苦難を乗り越えなければなりません。どんなに小さなことでも時間を惜しむことはなく、本気で取り組み、本音で話し合い、時にはぶつかり励まし合いながら活動を進めていきます。絶対に妥協を許さない団体である一方で、こちらが本気であれば必ず力になってくれる仲間、見えないところであっても一生懸命取り組んでいればその姿を見てくれている先輩や後輩が絶対にいて、人の温かさを感じる場面が多くあります。厳しければ厳しいほど、本気であれば本気であるほどやり遂げた時の達成感は高く、言葉では表現できない友情というものを強く感じることができます。
私が日々の青年会議所活動を妥協なく本気で取り組めているのは、今まで関わってきたメンバー一人ひとりと培ってきた友情が原動力となっているのは間違いありません。友情とは人間関係の中に存在する感情のことです。この感情は共に苦難を乗り越え、多くの時間を共有し、お互いを認め尊敬し合える絶対的な信頼関係でなくては芽生えることはありません。この友情という熱い感情が自分自身を最も成長させるものであり、それを得ることができる唯一の団体であることが岡山青年会議所最大の魅力です。この魅力を一人でも多くのメンバーと分かち合い、次世代へと伝えていくことが私の使命であり、これを果たし続けることで岡山青年会議所の存在価値も高まると確信しています。

氏名:二垣 幸広

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

公益社団法人岡山青年会議所の不易とは「ひと」にこだわり抜くことであり、流行とは不易を達成するための他団体との連携です。
岡山青年会議所は、財産である「ひと」を大事にし、所属しているメンバー全員が関りながら目的を達成することが要求されます。パソコンを扱うことが出来なくても場を盛り上げて他者を巻き込むことが出来る、或いは芸術的なセンスがあり人を感動させることが出来る。所属しているメンバーそれぞれの持ち味を活かしながら、全員で一つの目的を達成させます。そのことにより強固な一体感が生まれ、事業を実施する際の原動力となっています。どんなに情報技術が進歩しようと、「ひと」にこだわる姿勢は変えるべきではありません。
他方、外部から岡山青年会議所に何が求められているかを今一度察知するため、他団体との交流や連携をより意識すべきです。岡山青年会議所は、メンバーの多くが所属していることに強い誇りを感じることで、強固な一体感が醸成されています。また、事業を実施するうえでのプログラムや経験は、財産である「ひと」を必ず成長させます。しかし、どんなに素晴らしいものを内部で保持していようとも、共有や発信を疎かにすれば外部には伝わりません。私は、岡山青年会議所の誇るべき財産を、より多くの人間に可視化させたいです。その手法として、他の団体と膝を交えながらおかやまの「まちづくり」を語り合い、手を取り合って事業を展開していくべきです。そのことで、より広く強く岡山青年会議所のブランド発信が可能となります。
岡山青年会議所は、おかやまにおいてナンバーワンではなくオンリーワンの団体であるべきです。所属しているメンバー全員に焦点を当てることで、輝きは強く発信でき、その輝きは他者と連携することで、より広く知れ渡ります。入会して良かったではなく、自ら入会したいと思わせる魅力ある団体。これこそが私の目指す岡山青年会議所の将来像です。

<選択課題>岡山JC三信条について「修練」

岡山JC三信条は、21世紀における岡山青年会議所のあるべき姿として制定されました。「修練」・「奉仕」・「友情」と三つの信条がありますが、私は決して相互作用ではなく、「修練」があってこその「奉仕」・「友情」であると考えます。「修練」のない「奉仕」はボランティアであり、「修練」のない「友情」は単なる仲間づくりです。どんな困難にも立ち向かい、一つのことを為す「修練」から他者への「奉仕」や濃密な「友情」が生まれます。
職業柄、一人で作業を完結させることが多く他者との関わりが少ない私にとって、岡山青年会議所で得られる経験値は測り知れないものがあります。上役から与えられた業務を懸命に取り組む。組織の生命線として黒子に徹し、トップの想いを具現化させる。実施責任者として、行政や他団体を巻き込みながら事業を遂行する。トップとして理念を浸透させ、組織を動かす。その時々のステージにおける「修練」があり、仕事や私生活において自身を奮い立たせる原動力となっています。
青年会議所活動における可能性は青天井であり、どこまでやるかは自分自身で見定めなければなりません。少し無理をすることで、成長や達成感が得られます。自分自身で定めた目標に向かい、もがき苦しみながら奮闘していきます。私にとって、その過程こそが最大の「修練」であると考えます。
私は、岡山青年会議所において誰よりもメンバーを多く強く成長させたいです。ひとは、自分自身の限界を知ることで成長します。自分自身の限界を知るためには、自分より優れた人間と出会わなければなりません。優れた人間となるため、私は自分自身に「修練」を課し続けます。かっこいいリーダーとしてその言動で背中を見せ、ときには言葉で語り、メンバーが無限の可能性を見出すきっかけとなりたいです。私が岡山青年会議所において常に先頭を走り続けることが、組織としての未来を牽引していくことと確信しております。

氏名:幡山 益聖

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

岡山青年会議所は、先輩方から脈々と受け継がれた伝統によって、69年の歴史を紡いできました。私が岡山青年会議所で一番重要に思う事は、不易であり本質でもある「ひと」に拘る部分です。一人一人が切磋琢磨し、「ひとづくり」を行うことで「ひと」が成長し、その「ひと」が「まちづくり」を行うことによって岡山が発展してきました。
しかし、今の岡山青年会議所の「ひとづくり」は伝統を引き継ぐだけで時代に合った時間の使い方ができていません。時代の進化と共に岡山青年会議所の「ひとづくり」の形も進化し、時間の使い方を「ひとづくり」に取り入れていく必要があります。岡山青年会議所の「ひとづくり」とは「ひと」に拘り、「ひと」との繋がりに時間をかけることで「ひと」を成長させてきました。しかし、SNS等、コミュニケーションの手法は大きく変化し、スピード感はここ数年間で何倍も早くなり、FAXからメール、特にLINEは現代のコミュニケーションツールとして大きく影響を与えています。時間をかけて「ひとづくり」ができるのは十分理解されています。これからの岡山青年会議所は時間をかけて「ひとづくり」をするだけではなく、時間を上手に使い「ひとづくり」をする必要があります。集まって作業するだけが能ではなく、これだけコミュニケーションツールが発達してきている現代だからこそ大いに活用するべきです。集まる前からSNS等を使い議論し、準備することで集まった時に無駄な時間を使わず、「ひと」にだけ時間を使えば、より一層濃密なひとづくりに繋がります。
「ひとづくり」は一緒に活動しないとできません。SNSが発達し、人の繋がりが希薄になった現代こそ、岡山青年会議所の不易の部分である「ひと」に拘る「ひとづくり」が今求められています。流行であるSNSを活用し、不易である「ひとづくり」を進化させることが今後、岡山青年会議所に求められていることだと考えます。

<選択課題>岡山JC三信条について『友情』

私は岡山青年会議所で、同期や多くのメンバーに出会い、本当の友情とは何か、共に楽しく笑い合うだけが友情とは違う。共に考え、心が折れそうになる時もありましたが、一つの物事に対して意見を本気でぶつけ合い、共に苦難を乗り越えるために真剣に相手のことを想って、意見できるからこそ真の友情に繋がることを実感しました。時間を共有し、時には「なぜこの活動をしているのだろうか」と疑問を持つ事も多々ありましたが、事業後には納得した結果に繋がり、喜びや達成感は同期と共に時間を費やしただけの価値に相応しいと心から感じました。また、多くのメンバーと共に活動し、様々な経験を元に意見を交わし合うことで、自分には無いものを教えていただき、岡山青年会議所に入会していなければ味わえない感動であり、大きな財産となりました。やはり、人によって価値観や考え方は様々ではありますが、相手の立場になって物事を考えるからこそ尊敬しあえる仲になり、互いの信頼に繋がってきます。その信頼関係こそ、人が人を動かす原動力となり、「ひと」の為、「まち」の為に共に行動することで強固な友情が芽生え、大きな成長に近づけます。
岡山青年会議所は、自分や仲間にとって多くの学びがあり、成長に繋がるきっかけを与えてくれます。他人任せの考えや、自ら進んで学ぶ意識がないと成長できないから能動的に活動することで、楽しみや苦しみ、そして達成感があります。今後、私と共に活動するメンバー全員に当事者意識を持たせ成長に導きます。誰の為に何ができるのか、「ひと」が更に成長するには一人一人に明確な目的を持ってもらえるよう、メンバー同士の関係を疎かにせず、意見の言いやすい環境を作ります。メンバーの成長を第一に考え、一人でも多くの意見を聞き、自分を律して妥協することなく活動し、共に学ぶ意識を持ち「ひと」の心が動かせる人財育成に努め、真の友情が培えるように邁進してまいります。

氏名:古山 久幸

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

本年は、岡山青年会議所が設立されて70周年を迎えます。岡山青年会議所は、戦後復興を目指し、青年たちが手と手をとり、設立趣意書にも書かれているように、経済活動を持ってして郷土の発展に貢献することと言う、強い信念を持ち「ひとづくり」「まちづくり」に尽力してきました。そして、とことん人にこだわった組織であることを「信条」とし行動してきました。これは岡山青年会議所にとって大きな礎になっています。しかし現在社会では、様々な情報の伝達方法が開発され、直接会わなくても簡単に意志の疎通が行えることで、人間関係や、住民と地域とのつながりが希薄になっています。そんな中でも、岡山青年会議所は、直接対面し膝と膝を突き合わす、そんな機会を重要視します。人を取り巻く環境や、状況が変化してもその想いは変わりません。そんな時代の変化に流されない「信条」や「想い」が「不易」なのです。
一方で「流行」とは、「信条」や「想い」を体現する為の、手法であります。手法を多様化することにより、様々な時代や年代をこえて「想い」を伝えやすくなります。「流行」は常に変化するからこそ、いち早く、様々な分野に関心を持ち鮮度の高い情報を集めなければなりません、そして広い視野と探求心を持つことで、より多くの手法を試すことができます。それは挑戦することと同じなのです。挑戦すれば失敗することもありますが、「想い」は思うだけでなく、形にして、体現することではじめて意味を持ちます。だからこそ、失敗を恐れず行動し、しかるべきタイミングで、より分かり易く「想い」を伝え、時代に合った手法で「想い」を体現することが重要なのです。
岡山青年会議所も会員拡大が進み、新たに出来る事が増える一方で、大切な「ひとづくり」の精神が失われてしまわないように、人にこだわった組織作りが必要不可欠なのだと確信しております。そんな仲間と共に「まちづくり」に尽力して参ります。

<選択課題>岡山JC三信条の「友情」

岡山青年会議所での「友情」は仲間と苦楽を共にし、厳しい目標に向かっていく中で、少しずつ芽生えていくものです。初めから仲が良い訳ではありません。ともに自分に負荷をかけ自分を相手にさらけ出し、自分が苦しいからこそ相手を強く思いやる気持ちが生じるのです。また、相手を強く思いやる気持ちがあるからこそ、厳しい声で相手を叱咤し衝突する事もあります。これこそ岡山青年会議所での「真の友情」の一部であり、相手を、思いやる気持ちを伝えたい、仲間の為に力になりたいという強い気持ちが行動として現れた結果です。私は大阪出身です。岡山で仕事を立ち上げるべく10年前から行き来するようになりました。当然、「友」と呼べる人間は岡山に1人もいませんでした。「友」を作るために岡山へ来たわけでもありませんが、会社経営に集中する中で、岡山青年会議所に出会いました。
2017年に入会し、同期会員と、同じ空間、同じ時を過ごしました、初対面の他人と、切磋琢磨し、一緒に苦楽を共にしながら互いを高めあう事は、岡山青年会議所だからこそ味わうことができたと思います。「真の友」と喜びを分かち合えることは、何にも代えがたい私の財産です。いい大人が同じ目標に向かって、笑い、泣き、喧嘩し、そこから生まれる「真の友情」は決して馴れ合いの中からは、生まれません。お互いが損得なく「真の友情」を知る事ができる場所は、岡山青年会議所以外にはありません。岡山青年会議所会員は行動を起こす時、皆本気で取り組みます。本気だから人にこだわり、本気が無ければ「真の友情」は生まれません。岡山青年会議所の「友情」は「この人の為なら」「この人の為に」という相手を信じ疑わない強固な信頼関係で結ばれています。この友情こそが70年間続く岡山青年会議所の原動力の一つとなっているのは間違いありません。共に友情を育み、更なる信頼関係を構築することが我々の責務だと感じております。

氏名:星川 基浩

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

岡山青年会議所の不易とは「目的」であると考えます。その目的とは岡山青年会議所の設立趣意書の中にある、経済活動を通じて郷土の経済発展に貢献し郷土岡山を再建するという思いです、しかし戦後から70年たった今、ビルは立ち並び店にはモノがあふれ、戦後間もない頃と比べると大いに経済発展し、郷土岡山の復興は叶いました。では岡山青年会議所の目的は無くなったのでしょうか。いや、無くなってはいません。経済発展してきたからこそ出てきた多くの問題を抱えています。少子高齢化、学力の低下、若者の流出や産業の空洞化など、郷土岡山の経済発展を妨げる多くの問題が存在しています。時代や環境などは大きく違いますが、諸先輩方の志のもとに設立された岡山青年会議所の崇高な目的は今も変わらず「不易」として存在しているのです。
そして、岡山青年会議所の流行とは「手法」だと考えます。目的を達成するには手法が重要であり、それを流行と置き換えた感覚はまさに青年経済人としての気概にあふれ、岡山青年会議所がほかの団体と一線を画するところでもあります。だからこそ、岡山青年会議所の現役会員は、時代に沿った岡山青年会議所でしかできない手法を駆使して郷土岡山の発展のために尽力しなければなりません。2020年は創立70周年という節目にあたり、不易の振り返りと、次の100年へ新しくつなげていく為の流行を生み出す、絶好の機会です。これを機に岡山青年会議所が今一度一丸となり、委員会の枠を超え、室合同で岡山市政や他団体をも巻き込み、クラウドファウンディング等を利用し、岡山市民に発信していく事が重要です。その結果、岡山青年会議所の価値が高まり、志ある若者が岡山青年会議所の門を自ら叩き、青年会議所の流行を作る人財を得ることができる環境を実現する事が、郷土岡山に対し必要とされる団体のあり方だと信じ、青年会議所運動を次代に繋げていく為、邁進していく所存です。

<選択課題>岡山JC三信条について(奉仕)

岡山JC三信条の中には「修練」「奉仕」「友情」とあり、この三つは岡山青年会議所のひとづくりの精神の根幹を表す言葉です。この順番にも大きな意味があり、まず初めに、修練で青年経済人として利他の精神や実行力が成長し、その成長した力で奉仕を実現し、その結果、会員相互で友情が生まれる、という考え方です。この連面と受け継がれてきた伝統は決して色あせることなく、むしろ今の現代社会だからこそ必要な三信条だと断言します。
その中で「奉仕」という言葉だけ対外的な側面がありますが、岡山青年会議所の「奉仕」の言葉の奥に、まちづくりができる人材を育成するとあります。これこそが岡山青年会議所が他団体に誇れる考えだと私は思います。単発の事業を行う事は誰にでもできますが、継続して事業を行う人間を育てる事で、初めて奉仕を実現できるという考え方はまさに人は宝であり、人材ではなく人財という徹底的に人にこだわる岡山青年会議所の誇れる考え方です。
入会間もない頃の私は、意味もなく多大な負荷だけをかけられていると感じていましたが、諸先輩方や仲間との交わりや事業を通じて、「奉仕」という言葉の、真の意味を理解できるようになり、一回の慈善事業だけで終わるのではなく継続的に事業を行える人材を育成する事こそが、まさに究極の地域に対する「奉仕」だと実感しました。その「奉仕」の結果に「うらじゃ」や「キッズビジネスパーク」などがあり、それはまさに岡山青年会議所だからこそ出来る人材育成から生まれた事業であり、これらの事業を立ち上げた時の先輩方の事を考えると尊敬の念にたえません。
岡山青年会議所は「奉仕」の結果が、自分の成長と仲間との友情に変り、自分の財産になっていく特別な場所です。私はこの「奉仕」の心をもって活動し、「奉仕」の本当の意味、そしてその先にある大事な財産を得るための方法を青年会議所の活動を通じて、皆に伝えていく事を固く誓います。

氏名:大岩 裕季

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

約70年間培ってきた「ひとづくり」こそ、岡山青年会議所そのものであり、不易です。そして「まちづくり」に必要な要素が流行です。それは我々が求められていることを理解することであり、それを踏まえた上で「まちづくり」を行わないと、時流に乗った効果的な事業を行うことはできません。
不易があるからこそ、様々な経験をし、多くの成長ができます。大岩はJCに入って変わった、と言われることが多くなりました。私はまちづくり事業や出向で様々な方々と話をし、青年会議所がどんな団体で、自分自身がそこでどんなことをしてきたのかを表現できるようになりました。副委員長となり、メンバーの個性や、何をさせるべきかを理解するようになりました。メンバーそれぞれが成長した姿を外部で見せることは、岡山青年会議所の魅力発信に繋がります。
流行を常に意識するためには、行政や市民、マスコミ、他団体の方と連携を強化しなければなりません。そこで得た情報を我々が吟味し、咀嚼することで、新しい事業を発信することができます。また、その連携を情報発信ツールとして使用する必要があります。マスコミや他団体を通して、事業に関わる人間が増えれば、おのずと青年会議所の魅力は伝わり、我々ができることも増えていきます。
私が青年会議所で学び、重要としている言葉に、“時間は使うものではなく作るものだ”というものがあります。できる範囲で少しでも外部との交流の時間を作り、家族や会社や他団体の人間に自分の成長した姿を見せることが岡山青年会議所の魅力発信に繋がります。
魅力発信のツールのひとつがメンバーの成長です。そのツールを使って、岡山青年会議所の魅力を発信することができれば、我々の認知度やイメージが向上し、情報発信の影響力が大きくなります。私はメンバーに多くの経験をさせ、成長を促せるリーダーとなり、メンバーとともに岡山青年会議所を成長させていきたいと考えています。

<選択課題>岡山JC三信条について「奉仕」

岡山JC三信条にある奉仕とは“快適で活力のあるまちづくりができる人材を育成する”ことです。これは岡山青年会議所のメンバーだけに限らず、おかやまの人たち全てが“まちづくりができる人材”になるように行動していくことが、我々にとっての「奉仕」であると考えます。
岡山青年会議所単体で“明るい豊かな社会”を実現することは容易ではありません。私はまちづくり事業に関わる中で、行政やNPO法人の方々とお話する機会があり、自分たちだけではやりたくてもできないことがたくさんあると伺いました。彼らと共に考え、行動に移すことができれば、より大きく、より多くのことがおかやまのためにできるようになると考えます。そこから奉仕の輪が広がれば、おかやまが“明るい豊かな社会”になることに繋がります。
例えば、キッズビジネスパークは子どもたちの育成事業であり、それ自体も地域への奉仕です。ただ、その事業に参加した学生や企業が、子どもたちの育成ができるような「まちづくり」をしたいと考えるようになれば、それが奉仕の輪が広がったことになります。直接的な活動も重要ですが、事業を通しておかやまについて考える土壌を広げていくことが重要です。そうなれば、我々から事業が手を離れた後でも、市民から「まちづくり」に関する新たな運動が生まれ、そこからおかやまの成長と発展がさらに加速していくと考えます。
私は岡山青年会議所活動の中で、自分だけではできないことを他者と共に行えばできることがたくさん増えるということを気がつきました。メンバーを成長させるだけではなく、外部の人間にもきづきと成長を与えていかなくてはなりません。私は事業を通して、おかやまの人々と共にまちづくりができる人材となり、奉仕の輪を広げていくことが責務であると考えます。そして、その輪の中心に岡山青年会議所があり、「ひと」と「まち」を成長させるような団体とするべく邁進して参ります。

氏名:竹田 直也

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

私の考える岡山青年会議所の「不易」とは、効率のよさだけを求めるのではなく、一般的に見たら無駄に見え、意味があることなのかと疑問を持つようなことを真剣に追及することで、そこに喜びや、達成感、絆を生み、すべてのメンバーが共に汗を流し、本気で人にぶつかることで成長できる、泥臭く、人にこだわる「ひとづくり」です。
その理念は、ITの進歩や、コミュニケーションツールが変わり、トレンドの変化が起ころうと我々は10年後20年後の未来へと受け継いでいかなければなりません。
しかし、先人から敷かれた岡山青年会議所というレールの上だけを走っていくのでは時代に取り残され、組織としての成長はありません。
私たちの課題は、先人たちが構築してくれた組織の運営方法や慣習に甘えてしまい、より良くするために考え、気づきを得ること自体が少なくなっていることです。
さらに、気づいても芯の通った想いを持てていないことで、摩擦を恐れ、行動に移すことが出来なくなっていることではないでしょうか。
近年の拡大活動の成果で入会歴の浅いメンバーが急速に増え、斬新な考えや、感性が豊富にあることと、平成という時代が終わり、令和という新しい時代が始まった今、岡山青年会議所も変革のチャンスです。
まずは、メンバー1人1人が想うこれからの岡山青年会議所をどのような団体にしていかなければならないかを真剣に考え、その想いをメンバー同士でぶつけ合わなければなりません。
そして、それを岡山青年会議所で恒久的に行うことで、すべてのメンバーが気づきを得、これまでにない革新的な発想も生まれるはずです。
私たちは、時代の移り変わりに沿った最高の組織の構築のために、変容を恐れない信念を持ち、新しい手法やスタイルで継続的に地域に根付く「まちづくり」の「芽」を芽吹かせ、未来へと受け継いでいくことで、我々を郷土岡山で無くてはならない存在へと昇華させていかなければなりません。

<選択課題>岡山JC三信条について 「友情」

岡山青年会議所は、40歳未満の経済人として未熟な私たちが、先人から受け継いだこの三信条を信念に日々切磋琢磨し、活動を行っていくことで精神的にも成長し、社業や郷土岡山のために胸を張れる経済人になるための勉強をする団体です。
近年、青年会議所全体の課題でもある会員拡大を岡山青年会議所が一丁目一番地として掲げ、活動したことで私を含め、入会歴の浅いメンバーが半数以上を占めています。
そのことにより、本当に受け継いでいかなければならない志が少し薄れてきているのではないかと疑念を抱いています。
幸い私は、入会してから現在に至るまで、人にこだわり、想いの強い先輩に毎年出会えました。そして、昨年、岡山青年会議所の「ひとづくり」の根幹である委員会で幹事をさせていただいたことで大きな財産を得ることができました。
これまで経験させていただいた、心から尊敬する先輩の背中の見せ方、同じ目線で切磋琢磨し、支えてくれた仲間、こんな私を頼り、親心の気持ちで関わった後輩。
何も、同じ目線のいわゆる友達だけではなく、年齢や入会歴に関係なく、本気でぶつかり、そこに絆が生れれば友情と言えるのではないかと私は考えます。
青年会議所はビジネスの場ではありません。
参加をしても報酬として対価を得るわけではないので、だからこそ時間をかけた対価として何事にも代えがたい真の友情を生み出すことこそが、メンバー1人1人にとって一生の宝になるのです。
今、私のような想いを持てているメンバーもいれば、ただ参加をしているメンバーもいるのではないでしょうか。
友情を培うのに時代やタイミングなどは関係ありません。今、この時から人と本気で関わり、メンバー全員がそれぞれに絆を作り、それを絡み合わせて一本の芯とし、強固な団体にすることこそ、急速に会員数が増加した岡山青年会議所の課題であり、次の世代、10年後の世代へ繋げていく団体でなければならないと私は考えます。

氏名:加藤 高明

<理事長課題>公益社団法人岡山青年会議所の不易と流行について

岡山青年会議所の「不易」は69年間、人から人へと言葉や文字だけではなく行動で受け継がれてきた。それは、今でいう「マニュアル」と呼称されるものに該当するものであるが、「マニュアル」を見せてほしいと切望されたとしても、応じることはできない。その「マニュアル」は、岡山青年会議所の会員個々に異なるものであり、それぞれの表現により体現されるためである。岡山青年会議所の不易は現役会員数分の答えがある。その根幹は、利他の精神から導かれる「おもてなし」の心であり、その心を育む「ひとづくり」である。「不易」とは岡山青年会議所の現役会員である。このように「不易」を定義すると、岡山青年会議所における「流行」とは、岡山青年会議所における新会員と考える。新会員は、その時代に即した新しい人間であり、新会員が岡山青年会議所に入会し「不易」を学ぶことで、「流行」に即した「不易」となる。それが、時代に沿ったおもてなしの心になる。
私は岡山青年会議所に入会し、4年6ヶ月が経過した。その間、個性豊かな6委員会、日本青年会議所のユニークな3委員会を体験した。JCIの新年式典にも参加する機会があった。多くの岡山青年会議所の諸先輩、会員、そして日本青年会議所への出向者と数多な出会いがあり、大阪青年会議所の小嶋隆文理事長の委員会も体験し、その当時、高松青年会議所の鎌田長明会頭はこの委員会の会務担当常任理事として活動を共にし、日本中の様々なおもてなしを学んできた。
脈々と引き継がれてきた岡山青年会議所の「不易」と「流行」の循環であるひとづくりの心は、参加することでしか次世代に引き継ぐことはできない。この想いをつなげるため、漫然と青年会議所活動に参加するのではなく、目標をもって参加することを徹底したい。それが自己成長になり、会社の発展、郷土おかやまのまちづくりという社会貢献につながり、持続可能な目標をもつ団体になると確信する。

<選択課題>岡山JC三信条 奉仕

岡山青年会議所は、まちづくり団体でもある。これは岡山JC三信条の奉仕に現れる。人材育成は育成する側がその素質を有している必要があると同時に、何を教えるべきかを的確に理解し、体現することが求められる。郷土おかやまの情勢を知り、理解し、不足しているものを補い、快適な社会を目指す。快適な社会を造るためには、経済成長が必要になる。その結果、エネルギーに満ちた活力あるまちができる。目をおかやまから、県外・国外に向けてみると、快適ではないが活力に満ちたまちがあり、快適だが活力のないまちもある。快適と活力、いずれかが欠けていては、成り立たない。
私たちのまちをより快適にするために、まずは行動を見直し、コンプライアンスの遵守を徹底する。コンプライアンスを学ぶことで、社会のルールが理解できる。誰もが小さなコンプライアンス違反をしており、一歩間違えると大きな違反となる危険性を有している。昨今、SNSを通じた個人の炎上が多く見られ、企業においても思ってもないことで炎上する。青年会議所に関しても、炎上の危険は常に存在している。一度、炎上してしまうとインターネット上に永遠に傷が残ることとなり、完全な火消しは不可能である。私たちの組織や企業に対する社会の目は、相対する人間以外の世界中の人間に晒されていることを自覚しなければならない。コンプライアンスも同様に、大きな違反が起きる前に、小さな違反で歯止めをかける必要がある。コンプライアンスを徹底し、青年経済人として率先して市民にコンプライアンスを説明し、遵守してもらえる境作りを行う強い責任を感じている。公益社団法人として会員相互の信頼関係を構築し、社会のルールの限界を知り、その範囲内で自由な活動を行うことにより、快適なまちづくりにつながる。自由な発想は活力源にもなる。行動しなければ成功はない、私はここで失敗を恐れずチャレンジし人財育成に資することを約束する。