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公益社団法人
岡山青年会議所事務局

〒700-0985
岡山市北区厚生町3丁目1番15
岡山商工会議所ビル6階

アクセス
  • TEL. 086-223-0938
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  • Email. info@jci-okayama.com

理事長所信

2019年度 公益社団法人岡山青年会議所
第69代理事長 古市聖一郎

はじめに

わたしたちは、20世紀から21世紀、昭和から平成、そして平成から新元号へと、3つの大きな変革点を経験する稀有な世代です。言い方を変えれば、新時代の変革と、それに相応しい新たな価値創造を託された担い手ともいえます。時代の変遷に目を向ければ、SNS、AI、IoTなど10年前には耳にすらしなかった言葉や技術が台頭し、我々の生活や文化を劇的に変え、これまでにない多様な価値観を奨励する新たな社会を、今、まさに形成しようとしています。また、郷土「おかやま」では、駅前再開発や路面電車の駅構内への乗り入れ、岡ビル再開発や市民会館の移転など、全国でも珍しい建設ラッシュでまちが生まれ変わろうとしています。

一方で、先般の西日本豪雨のような未曽有の災害に見舞われるなど、まさに何が起こるかわからない時代でもあり、だからこそ、2019年を変革元年と捉えた取り組みが必要といえます。さて、そんな中、岡山青年会議所がすべきこととは何でしょうか。地域経済がさらに発展し、明るい未来を歩むために必要なものとは何でしょうか。あるいは、今の岡山青年会議所に足りないものとは何でしょうか。それは、岡山にとって唯一無二である、この団体ならではの何かを起こしてくれそうな「わくわく感」であり、青年だからこそのリスクを恐れない「チャレンジ精神」であるとわたしは考えています。地方創生が掲げられてから久しく、人口減少や少子高齢化など、我々が抱える課題は山積しています。こうした課題と向き合い魅力ある「おかやま」を創っていくには、既存のやり方や常識の延長ではない新しい価値創造が不可欠です。岡山青年会議所が築いてきた歴史と伝統という揺るぎない強みを活かし、小さくまとまることなく、リスクの先にあるわくわくするような事業を展開し、地域を牽引していく。そして、それらの活動を実現する個のパワーと魅力によって、次の仲間を惹きつけ、増やしていく。そんな未来に向かって輝くバージョンアップされた岡山青年会議所を創るとともに、「郷土おかやま」を新時代に相応しいまちへと導いていきましょう。

次代を照らす人材へとバージョンアップ

岡山青年会議所が、他の団体に比べ誇るべき価値。それは、連綿と受け継がれてきたひとづくりの文化に他なりません。そこに培われた伝統を、一見すれば時代にそぐわないと感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、岡山青年会議所の研修は必ずひとを成長させ、必ず新たな価値観を植え付けてくれることは、歴史や数多の先輩たちが証明してくれています。「大変」という字は「大きく変わる」と書きます。変化こそ成長です。成長することは「大変」ですが、そんな機会を与えてくれる団体は岡山青年会議所だけだとわたしは信じています。岡山青年会議所は、さまざまな考え方や価値観をもった者同士が、お互いに高め合うことのできる「学び舎」です。さまざまな事業や活動を通して学ぶ礼儀礼節や利他の精神は、自助努力だけでは決して到達し難いかけがえのないものです。しかし、これらの尊い価値は入会してからでしかわかりません。岡山青年会議所に入会している一人ひとりが、次の会員を生む広告塔となるべく輝きを放てなければ、次世代の担い手に岡山青年会議所の価値が届かないのです。「入会するからには自社を伸ばす、拡大する」そんな気概のもとにこれまで以上に切磋琢磨し、岡山青年会議所とともに一人ひとりが新時代に相応しい経済人としての確固たる成長を実感すること、そして、次世代の魅力ある手本となっていくこと。これこそ、今求められるひとづくりの本質です。

まちづくり室 おかやま「らしさ」をバージョンアップ

先般、西日本豪雨の被害には遭ったものの、全国的に見るとやはり地震などの災害の心配が少なく、さらに恵まれた自然環境や交通結節点としての利便性も享受できる岡山市。「住み続けたいまち」として市民からも高い評価を得ています。多彩な魅力を誇る岡山市ですが、人口減少や少子高齢化による影響は、やはり避けては通れない課題です。人の集積、交流が減れば、労働力不足による労働時間の長期化、成長力の低下、まちとしての魅力の減退など「負のスパイラル」に陥ることも十分に考えられます。こうした事態を回避するには、中心市街地の活性化を力強く推進しなければなりません。
2019年、岡山市は市政施行130周年、政令指定都市移行10周年を迎えます。この節目の年に、改めて「郷土おかやま」の「らしさ」を再発見、再定義し、県内外あるいは国内外の若い世代に向けたブランディングを加速させる必要があります。価値観の多様化、複雑化が叫ばれる一方で、地方のまちづくりはどこか画一的なものに映ります。まちづくりの核となる駅前開発なども、どのまちも似たような商業施設、娯楽施設が立ち並び、コピー&ペーストのような景色が広がっています。そこに欠けているのは、その地方、そのまちにしかない「らしさ」です。「らしさ」こそ、そのまちに住む理由であり、訪れる理由であり、好きになる理由です。そして、その「らしさ」を磨きあげるために、すでに顕在化している具体的な課題もあります。それは、産学官民、それぞれの動きの把握と連携です。しっかりと勉強をし、パイプをつくり、住む人、訪れる人を魅了し続けるまちづくり事業を、青年らしいわくわくする発想力を持って展開していきましょう。また、岡山青年会議所のスピリットの代名詞でもある「うらじゃ」は昨年の25周年という節目を経て、新たなるステージに向かわなくてはなりません。先輩方が立ち上げた、という誇りを持って運営・支援をするのはもちろんですが、今後の「うらじゃ」の方向性を見据え、未来のためにサスティナブルな事業に進化させていくためには何が必要か、その検討・解答が求められます。

交流室 「おもてなしの心」をバージョンアップ

同じ志を持った多くのメンバーとの交流、県内外を問わず共有できるさまざまな情報と、紡がれていくネットワーク。岡山青年会議所の活動を通して得られるのは、そんな一個人として、あるいは青年経済人としての成長を飛躍的に促進してくれる「気づき」や「出会い」、そして経験です。こうした貴重な場を最大限活かしていくためには、お互いが刺激し合い、シナジー効果を創出できるような仕掛けや場づくりにこだわる必要があります。そのためには、代々受け継がれてきた相手の気持ちを慮る「おもてなしの心」にくわえ、おもてなしする側、される側、双方がわくわくする一歩先を読んだ発想力と行動力が大切です。積極的に楽しむ姿勢、学ぶ姿勢、そうした前のめりの気持ちがなければ、相手の心を動かすことはできません。また、自分の成長にもつながりません。一人ひとりが誰よりも前のめり。そんな気概のもとに、価値ある出会い、未知なる体験を予感させる期待感のある場を創出していきましょう。
また、例会は全メンバーが顔を合わせ、刺激を与え合う場であると同時に、青年経済人としての成長の場でなければなりません。礼儀礼節を学べる岡山青年会議所であるのはもちろんのこと、経済的な面での成長の場であることが重要です。岡山青年会議所に入会したら会社が伸びる、そのような状態を築くことができれば自然に会員拡大にもつながります。個人の成長が会社の成長につながり、会社の成長が地域の成長につながります。地域のことを嘆く前に、まずは自分自身が輝く青年経済人に成長すること。例会はそんな個人の成長の場であり続けなければなりません。

組織未来室 「準備力と成果」でバージョンアップ

大きな成果を得るには、準備力が大切です。我々は今、70周年という大きな節目を前にその準備力が試されています。岡山青年会議所では、「うらじゃ」や「キッズビジネスパーク」など、文化として根付くような多くの人々に支持される事業を送り出してきました。これから先の岡山青年会議所を、今まで以上に地域に求められる存在にするためには、これらを超えるヒット事業を生み出す必要があります。青年らしい豊かな発想力で、わくわくする未来の転機となるような70周年記念事業成功の素地をつくるためにも、今一度足元を見直し、我々自身が輝きを放ち、若者に憧れられる、時代の先端を行く青年経済人の集団というブランド価値を取り戻しましょう。そして、70周年だけでなく次代のマイルストーンとなるような事業のタネを芽吹かせ、最高の準備力を発揮していきましょう。
岡山青年会議所の先輩方の活動は、かつて毎日のように新聞などのメディアに取り上げられていました。今はどうでしょうか。取り上げられる回数は減少し、その記事のサイズも小さくなってきています。もう一度、岡山青年会議所が地域での存在感を示すためにも、我々の活動を新聞やテレビ、インターネットなどで広く発信していく必要があります。メディアとのパイプ構築やテクニックの勉強は自社の成長にも役立つはずです。
また、拡大についてはLOM最大の事業と据えて、LOM全体で力を入れて行っていきます。公益団体である以上、財産はひとであり、ひとがいなければ活動も出来ませんし、価値も高まりません。皆さんは入会以来、拡大を何人しましたか。胸を張って拡大活動を行ったと言えますか。一人ひとりが、自分より若いメンバーの拡大をするだけでLOMの人数は減りません。全国のLOMのメンバーが減少傾向の中で会員数を増やすことこそが、岡山青年会議所の価値を高めることにつながります。所属する我々自身のブランド力を高め、価値ある活動をしていくこと、そしてそれを積極的に発信していくことでしか拡大の成功はありえません。70周年以降の輝ける未来のために、拡大は無くてはならない最大の事業なのです。

総務室 「攻める総務室」としてバージョンアップ

公益社団法人格である我々は、諸先輩方が培ってきた地域からの信頼という土台の上に成り立っています。そして、我々はこの尊い土台をより強固なものとして次の世代に引き渡していく責務があります。社会の変化から、以前にも増して注目されるようになったコンプライアンスや、効率的な事業・組織運営の模索など、総務室の役割は多岐に渡り、求められるのはジェネラリストとしての資質です。「扇の要」といわれるように、さまざまな活動を支えるだけでなく、組織風土そのものを演出していくべき重要なポジションとして、「郷土おかやま」に対する我々の存在価値をこれまで以上に高めながら、さらに盤石な土台構築を目指していきます。また同時に、公益社団法人としてのあるべき姿を忠実に守りながらも、組織のさらなる活性化を促進する「攻め」の総務室のあり方も追求していきます。そして本年度は日本青年会議所で使用している「アジェンダシステム」を採用し、執行部会議・理事会を、日本青年会議所と同じ基準で運営し会議の質を高めます。またそれにより、いつでも人財が出向することができるような会議の運営をおこなっていきます。

むすびに

経済人としての最高のネットワーク、自社の活動だけでは得られない貴重な経験、業務を通して広がる経済人としての視野。岡山青年会議所で得られるのは、そんな自らの可能性を飛躍的に広げる成長機会です。限界を突破した新たな自分と出会いたいなら、何かが起こりそうなわくわく感をいっしょに感じたいなら、岡山青年会議所の扉を叩くべきです。青年は青い、青いから青年です。たとえ周りに青いと言われようが、青年にしかできないことを考え、実行する団体、それが岡山青年会議所の役割だと考えます。まちづくりという大きなフィールドと、本気で語り合える仲間たちとともに、次の「おかやま」の担い手として、次の世代の見本として、青年らしい常識に捉われない、わくわくするような新しい価値、事業の創造に挑戦していきましょう。