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公益社団法人
岡山青年会議所事務局

〒700-0985
岡山市北区厚生町3丁目1番15
岡山商工会議所ビル6階

アクセス
  • TEL. 086-223-0938
  • FAX. 086-225-0500
  • Email. info@jci-okayama.com

理事長所信

2024年度 公益社団法人岡山青年会議所
第74代理事長 大森 将平

はじめに

岡山青年会議所は日本で9番目の青年会議所として設立され、70年を超える歴史を誇ります。その設立趣意書に記されている言葉があります。「青年は人類社会発展の原動力」「郷土の産業経済的発展、日本経済の再建にたずさわる」。戦後間もない時期に設立された当時の原点にあるのは、将来を築きあげるのは私たち青年の役割であり、岡山の未来を切り拓いていくリーダーたる姿勢とともに行動していく気概に間違いありません。戦災からの復興に立ち上がった先人と、新型コロナウイルス感染症の災禍から脱け出した現在に生きる私たちはまさに同じ役割を帯びているのではないでしょうか。
社会全体に多大な影響をもたらし続けた新型コロナウイルス感染症も沈静化し、ようやく本来の日常を取り戻しつつあります。しかし、収束したからといって単純に取り戻せるものばかりではありませんでした。世の中のあらゆることがコロナ前とコロナ後で分けられるほどに、新型コロナウイルス感染症の存在は時代の大きな転換点であったことに疑いはありませんが、コロナ禍において断ち切られていた時間、つまり本来であれば受け継がれていたものが途絶えている、途絶えつつあるのも現状です。確かにコロナ禍で起きた変化に対する定着も大切ではありますが、コロナ前に今一度立ち還り、培ってきたものを確認したうえで新たな変革のスタートを切る必要があるのではないでしょうか。
市民の生活だけではなく地域や各団体も新型コロナウイルス感染症による様々な影響下から離れてスタートを切ろうとしている時です。今こそ、私たち岡山青年会議所が、社会の、そして郷土おかやまの中核をなしてリードする役割を果たさなければなりません。ともすればコロナ禍で忘れられかねない過去の財産を確かめ、しっかりと伝えたうえで、我々こそが新たな岡山の未来を築く存在である気概をもち、皆で力を合わせ、このまちと市民、他団体とともにひとつのチームとなって行動していくときです。
圧倒的な結束力と、リーダーシップに満ちあふれた岡山青年会議所であるよう、使命感と誇りを持って活動していきましょう。

ひとづくり室 結束力を高めるための基盤づくりと、ひととの結束力強化

岡山青年会議所を形成する最も重要な要素は「ひと」にあります。いかなる時代にあっても、会員同士が切磋琢磨し励まし合いながら学びつつ、ともに成長することでリーダーシップを兼ね備えた人間となり、岡山の発展のために貢献してきました。
コロナ禍にあっては、人と人との距離を取らざるを得ないうえ、対面する機会も減少し、岡山青年会議所が築いてきたひとづくりの根幹が揺らいでしまいかねない時期が続きました。コロナ禍から脱した今、本来のひとづくりを進めていくときです。
また、現在の会員の多くは脈々と続いてきた過去のひとづくりを知らない新たな会員でもあります。だからこそ、先輩諸氏が最も大切にしてきたひとづくりの本質を伝えつつ、時代に合わせた最適な手法を取り入れ、岡山青年会議所の理念を受け継いでいく必要があります。そのためには新会員、受け入れスタッフの立場にかかわらず、誰もがひとづくりに触れる中で成長するための機会を得ていくことが肝要です。そしてその機会を得るには、ひとづくりに即した修練を通じて積み上げ、磨かれていく必要があります。それは同時に岡山青年会議所の神髄ともいえる三信条を突き詰めていく活動でもあります。自身を成長させることは、周囲の人々にも寄与することを考えると、自身とその周り、ひいては岡山の明るい将来を築くためにも、修練を重ねながらリーダーたる姿勢を養っていくことが重要です。過去を取り戻しつつ、そこに新たな知見も交え新しい時代を作っていくためのひとづくりを進めていけば、岡山青年会議所にはまた新たな魅力と力が備わるに違いありません。ひとづくり室を主体としつつ、会員全体の結束力を高めてひとづくりに邁進していきましょう。

まちづくり室 まちや市民との結束力強化

交通の利便性、恵まれた気候から、歴史と文化を築きながら発展してきた岡山市は様々な魅力を持つまちです。そしてそれらの魅力は大きな可能性を秘め、これから花開かせていく土壌でもあります。そのためにも、私たちは豊かな発想と行動力とともに、率先してまちづくりに取り組む必要があります。
まちづくりを通じて岡山の未来を築く運動は、岡山青年会議所単体で成し得ることではありません。より多くの市民を巻き込み、誰もが参加したくなる、関わりたくなる行動をとることが重要であり、それこそが我々に期待されている役割ではないでしょうか。事業ひとつにしても、我々の事業を契機に、別の団体や市民が継続して事業を行うようになったり、開催場所としての新たな提起を行ったりできるような、まちや市民に広がりを見せることができる運動や活動であることが重要です。また、事業を推進する側、参加する側、そのどちらもが主体性を持てる仕掛けづくりをすることで、これまでにない能動的な活動が広がっていくはずです。次へとつながり、そして横にも広がる事業を展開し、まちづくりのこれからのための活動を進めましょう。
まちの未来を築くには青少年の育成も大きな意義を持ちます。様々な体験を通じてチームシップをしっかりと学ぶことは、青少年育成に必ずや貢献してくれることでしょう。青少年の皆さんが取り組みたいと思う活動の選択肢が広がり、さらにはそれができる環境が整えば、青少年の夢も広がり、まちの魅力も増していきます。多種多様なスポーツや文化、教育活動などが幅広く市民に浸透している岡山市にはその土壌が備わっているといえます。様々な事業を通じて誰もが主体性を持てる、ひいてはまちづくりの主役となれる、そうした活動の先陣たる役割を果たすべく、結束力をもって挑戦していきましょう。

連携室 地域との結束力強化

岡山青年会議所の活動に参加することで得られる価値の一つは、様々な立場や価値観の人材と出会えることではないでしょうか。
背景が異なり、営む生業も違う、しかしながら同じ志を抱く人々と出会い交流を図り、ネットワークの幅を広げ、価値観をぶつけ合い、磨き合うことで、経済社会に生きる者としてさらに成長と発展をしていくきっかけともなります。
そのネットワークは青年会議所内のみにとどまるものではありません。成り立ちや構成メンバーは違うものの、郷土おかやまの未来をより良いものにするために活動している団体が私たちの他にも多く存在しています。より多くの団体との結束を強化し力を合わせて事業や運動を行うことで、それぞれが単体では為し得なかったことを実現できるはずです。岡山青年会議所がこれまで築き上げてきた信頼とネットワークを活かし、様々な団体と手を取り合い、ときには牽引することでともに歩みを進め、岡山のこれからのために、活動を進めましょう。
岡山の夏の風物詩「うらじゃ」は「共生と融和」をテーマに諸先輩方の想いとともに、成長を続けてきました。コロナ禍にあっては中止とならざるを得ませんでしたが、2022年には規模を縮小したものの3年ぶりに開催することができ、岡山の人々に大きな喜びと希望をもたらし、昨年もその想いを引き継ぐ形で開催をすることができました。これは私たちが新型コロナウイルス感染症の収束後に途絶えることなく取り戻すことのできた大きな財産の一つではないでしょうか。市民の期待に応えられるまつりとして復活を遂げ開催されるうらじゃを、本年も支援させていただきます。
この貴重な風物詩を私たちは次の世代へ受け継いでいかなければなりません。より多くの市民に今まで以上に愛され、岡山に住み暮らす人々が結束しひとつのチームとして進んでいくための夏の風物詩であり続けるために、情熱をもって取り組んでいきましょう。

交流室 LOM内外の結束力強化

私たちは、同じ時代に、志をともにし、集まった仲間です。そうした仲間が集うこと自体に大きな意義があり、そして会員同士で交流することは友情を育み、刺激を得て成長する貴重な機会となります。
新型コロナウイルス感染症にさらされていた期間は、工夫しつつ交流を図ってきたとはいうものの、それでも会員同士が顔を合わせて接する機会は著しく制限を受けざるを得ませんでした。しかしそれが収まった今は、以前のように交流を深める機会を作り出すことができる日々が戻ってきました。全会員が顔を合わせて集うことのできる例会はLOMの結束力を高めることのできる格好の場です。貴重な機会を学びと変えられるよう、全員が主体となり、会員全員がひとつになる例会を実現させていきましょう。
交流の中から学べることは多いはずです。つまり交流することは、ただ顔を合わせるための機会にとどまりません。そこで成長するには、積極性とともに学ぶ意識を高くもって臨むことが大切です。また学ぼうとするなら、相手への感謝の姿勢が欠かせないでしょう。友情を育み、自身の成長を志す、そうした会員同士が関係を深めることで、岡山青年会議所もまた、組織としての質を高め、創造性と活力のある団体として岡山の中核をなすことができます。他LOMや先輩諸氏との交流の機会を最大限活かし、幅広く結束力を高めることで、結果的にさらに強靭な岡山青年会議所を創り上げるとともに、交流することが可能になった日々を貴重な時間として捉え、自身の鍛錬の場として活かしていきましょう。

未来室 強化された結束力で可能になる未来への投資

岡山青年会議所が影響力のある組織として存在し続けるためには、未来への投資は欠かさず行われるべきであるといえます。長きに渡り歴史を紡いできた団体であることに誇りを持つ一方で、その歴史に決して胡坐をかくのではなく、持続的に活動するためにはどうあるべきかを常に考え、内外へと発信するとともに同志を増やしていきましょう。
岡山青年会議所が岡山の発展に寄与し、先陣を切ってその役割を担っていくために大切なのは、何よりもリーダーシップを持ち行動していくことが重要であるのは当然のことです。加えて大事なことは、私たちの活動を広く知ってもらうことではないでしょうか。行動や活動を知ったことでより共感を得られるようになれば活動への理解度が増し、ひいては後押しと支援を得られることでより積極的に活動することが可能となります。また活動の内容を知ることを通じて、人々の間で岡山というまちの新たな魅力を知ることや再発見する契機にもなります。企業や団体も性格を持った一個人であるといわれる昨今、単純な広報のみでは人々に情報を届けることすらできなくなっています。何が岡山青年会議所のブランドを形作るのかを真摯に考え、広報活動のみにとどまることのない、岡山青年会議所のブランドづくりに邁進していきましょう。
また、我々が40歳という限りある青年会議所活動を行っている以上、仲間を増やしていく活動に終着点はありません。会員拡大はLOM全体の最も重要な活動といっても過言ではありません。これまで培ってきた歴史や本年行う数々の事業により、常に憧れられる存在を目指し、新たな仲間との出会いを通じて更に結束力を高めていきましょう。拡大に対する高い意識を常に持ち続けるために、内部から会員の意識を抜本的に変え、結束力を持って全員がひとつのチームとなり拡大活動に取り組んでいきましょう。

総務室・財政規則審査会議 強化された結束力を束ねる扇の要

岡山青年会議所を支えるのは「ひと」です。会員一人ひとりの誠実かつ積極的な取り組みがあり、それらが岡山青年会議所の活動となって、まちの発展のための大きな役割を果たすことにつながっています。そのときに忘れてはならないのは、組織としての社会的信頼です。信頼があってこそ、私たちの活動は信用を得られ、円滑に進めていくことができます。
組織全体に目を向け、より一層地域から信頼を寄せられる団体であるための体制づくりと運営に取り組んでいくことが「扇の要」である総務の役割です。時代の移り変わりとともに組織の在り方や求められるものも変わっていきますが、総務を組織の核として、より規律性の高い組織を確立させていきましょう。
また、公益法人格である我々には、コンプライアンスの徹底、組織の透明性、会計の明瞭さなど、組織の健全な運営が求められます。コンプライアンスの重要性がより増している中、率先して社会の模範となり、信頼の得られる組織であるように努めていかなければなりません。財政規則審査会議では、時代に先駆けた組織の運営を推進してまいりましょう。

終わりに

「胆大心小」
度胸は大きく、注意は細かく払うべきことを示す言葉です。青年らしい、我々にしかできない斬新な手法で運動・活動に挑戦していく一方で、それらの計画を入念かつ繊細に組み立てることができれば、我々の運動・活動は郷土おかやまに必ずや大きな足跡を残すことができると私は確信しています。
コロナ禍にあった3年間は、大きな影響をもたらしました。様々な側面でダメージをもたらしたのは間違いありませんが、その一方で新たに生まれたテクノロジーや考え方も存在しているのも事実です。そのような状況下にある今は、好機ともいえます。コロナ前に培ってきた土台に加え、コロナ禍での経験から得たもの、この2つを併せ持ち、そこから得られる知見があるのではないでしょうか。
また、岡山青年会議所にも新しい会員が次々に加わり、従来にないバックグラウンドや個性を持った会員が増えています。多様な個性を持った会員が増えているからこそ、その個性を活かしていけば、これまでになかった斬新な発想やそれに基づく行動も生まれるはずです。言ってみればこれまでにない多種多様なツールを手にしていることになります。同じゴールを目指すにしてもそこに向かう道は多くあります。そして走る人も、歩く人もいていい。むしろそれぞれの道を進み、様々な進み方があれば、それらが結集するゴールの到達点もより高く、より厚みのあるものになっていくのではないでしょうか。
これまでに先輩諸氏が培ってきたものは岡山青年会議所にとっての大きな財産です。単年度制という不連続の連続の中で、その財産は我々会員にも、郷土おかやまにも大きな影響を与えてきたことは間違いありません。その歴史と伝統から学び、それを受け継ぎ踏まえつつ、新たな個性をそこに取り入れる。決して批判にとどまるのではなく、己の発想をもとに提案する。それら提案の中から、新たな行動が生まれてくる。それが私たちの新たな活力となり、また会員それぞれの事業の場や家庭にも持ち帰ることができる糧にもなります。
誰もが幸せになることができる社会であるよう活動することを目的に、岡山青年会議所の活動に打ち込みながら、会員にとって豊かな将来につながるよう、伝統に敬意を持ちつつ圧倒的な結束力を持ち、全員がひとつのチームとなって挑戦していきましょう。