|村川 智博
≪岡山青年会議所に入って良かったこと≫
私が入会したのは、2004年。ちょうど、10年前になります。当時、私は個人事業主から法人へと移行したばかりで、店頭に立ったり、買い付けに行ったりという実務を行う立場でありました。
その時の会社の状況は今になってみれば良く分かるのですが、ベンチャー企業によくある壁にぶつかっていました。そんな折に知人から岡山青年会議所をご案内いただきました。
入会してはじめに直面したのは、時間を作るということでした。今まで仕事とプライベートに時間を費やしてきた私には、青年会議所の活動が入ってくる時間的余裕がないように感じていました。しかし、岡山青年会議所に入会している皆さんは一様にお話しくださいました。「時間というものは皆平等に与えられているものです。時間は作らないとできません。」と。半信半疑でしたが、仕事とプライベート以外で「岡山青年会議所」という時間を作った私が岡山青年会議所で学べたことは多く、会議の進め方、議事の取り方、人の前での話し方というように日々、一生懸命に自分の意志で参加すれば学びの多いところということを実感していくようになりました。
実は入会する前、社内外での人的関係が悪くなってきていたこともあり、特に私はどうすれば人がついてきてくれるのか、自分で答えがだせず袋小路に迷い込んでいました。けれど、入会して「人付き合いとは何なのか」ということを体験・勉強できたことが一番の良かったことだと感じています。入会して自分で体験する様々なことが自分の枠を広げ、それまで悪くなりつつあった関係性をいい方向に導けるスキルが身に付き、現在では経営者として多くの企業の要職にある方々とお話しさせていただけるようになってまいりました。
現在の弊社がこの岡山で展開させていただけているのも、きっかけは岡山青年会議所が与えてくれたのだと感じることが多くあります。すべては自分がやるかやらないかでは有るのですが、やると決め、一生懸命与えられたことに取り組むことで、自分自身の成長につながるという面で青年会議所という場所は唯一無二であると感じています。
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