水辺の景観シュミレーション1
Zone Plan
後楽園を囲む旭川に木製デッキを浮かべ、訪れる人々がより水と親しめる場を提案している。

太陽の光が溢れ、水や緑に囲まれた水上テラスは、レストランや休憩場として快適な憩いの空間となるはずでる。

散歩道の賑わいがテラスまで広がり、岸と水上が一体となった、まさに自然を全身に感じられる親水公園となることが期待できる。

Riverside Restaurant

水辺の景観シュミレーション2
 現状の水辺の風景ではスワンボートや観光ボート、お茶屋の施設を媒体として緩やかに空間が展開している。しかしどことなく寂しさを感じるというのが正直なところである。

 後楽園を訪れる観光客は遊歩道を道としてだけ扱うため横動線が重視され、水辺への視線はあまり意識されない。

それに加えて水辺に魅力的な風景が展開されていないため、閑散とした印象が続いてしまっているのである。

こうした状況を打開すべく“水面に活気を”をキーワードとし、楽しく活動的な空間を展開させる。

  後楽園を中心とし定期的に回遊する遊覧ボート、対岸地域との一体的利用、そして将来実現させたい周辺建物の低層化、スケッチに見られるようなこれらの改善要素によって一層この地域が活気に溢れ、記憶に残る地となることを期待している。

Present Condition
Action Image