月見橋景観シュミレーション1
Zone Plan
後楽園と岡山城をつなぐポイントとして存在する月見橋。この二つの歴史的な価値のあるエリアをつなぐ橋として色調のシュミレーションを行った。
Present Condition
鉄骨の色は、従来の色からやわらかなメージを与えてくれるウッド系の色に変え、豊かな自然との一体感をつくり出している。

このウッド系の彩色は夜の照明に照らし出された時、自らやわらかな光を放ち、「通りすぎる橋」から「立ち止まる橋」へと変貌し、人びとの心に思い出となって残るだろう。

Action Image
Color Variation

月見橋景観シミュレーション2
シミュレーション2では橋の外観の色の改善に加え、歩道の色調と材質の検討を行っている。
Present Condition
茶系のやわらかな色調と木の素材の感触は今まで鋭い表情を持っていた橋に温かみを与え、橋とそこを通る人との間に一体感を作り出す。

そして、ただ人が渡るためだけの機能でしかなかった橋が一つの空間として生まれ変わるのである。

Action Image