まちづくり室

副理事長方針

まちづくり室 副理事長 上神 健治

 本年度、久松理事長より岡山青年会議所のまちづくり室担当副理事長という大役をご指名いただき、光栄に思うと同時にその責任の重さを強く感じております。全力で久松理事長をサポートし、職務を全うして参ります。

 まちづくり室として磯島委員長率いる「真にありたいまち・おかやま創生委員会」と、岡部委員長率いる「まちづくり委員会」を担当させていただきます。活動を通してメンバーがしっかり成長できるまちづくり室を作って参ります。岡山青年会議所のまちづくりはイベントを行うものではありません。公益法人格を持つ団体として行政と連携し、おかやまに住み暮らす人々が愛し、誇りに思えるおかやまである為に、また夢がもて、こころ豊かに成長できるまちを次の世代に引き継いでいく為にも、真にありたいおかやまの実現に向けて事業を行って参ります。

 また今年で22回を迎えるうらじゃも、昨年の駅前巨大商業施設の開業や踊り連の増加など多くの課題があります。今まで育まれたおかやまの財産を更に発展させて参ります。
最後になりましたが、特別会員の皆様をはじめ、メンバーの皆様におかれましてはより一層のご指導ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

委員長事業計画

真にありたいまち・おかやま創生委員会 委員長 磯島 慈海

 景気低迷を受けて経済復興に重点がおかれている中、まちの将来に最も大切な子供たちの教育が置き去りにされ、小、中学生の学力、不登校と暴力行為の発生率が全国ワーストに名を連ねる地域に変貌してしまいました。堅実な生活こそ美徳とする風潮の中で、大人たちは夢に挑戦することの大切さを伝えることが少なくなっています。また、多くの誇れる特色があるにも関わらず、地元の誇りや愛着度も低迷しています。世情不安で先行きが見えない今だからこそ、郷土おかやまで暮らすひとりひとりが明るい豊かな未来を描くことできる事業を行っていく必要があります。

 私たちの郷土が「真にありたいまち」であるためには、可能性を信じて挑戦することの大切さ、「はじめる一歩」を踏み出す勇気を私たち大人が子供たちに伝え、明るい未来を示せる地域でなくてはなりません。そのためにも、自らの夢を実現した人物にその経験を基に、自らを信じて挑戦することの大切さを伝えていただき、子供たちが夢を描く機会を創出します。そして、独りの力では夢は実現できない以上、まわりの大人たちが子供の夢の実現をサポートする地域を育むきっかけとしなくてはいけません。私たちの暮らすおかやまは、特色を持った多種多様な企業が存在しています。郷土の企業や行政、教育機関に協力していただき、子供たちが構築する職業体験事業を行うことで子供たちの自主性を強め、社会システムを学び、大人たちが導いてあげることで大人と子供の関係性を強め、コミュニティの絆を強固にして参ります。

 政府がまち、ひと、しごとの地方復権を目標としている今だからこそ、私たちが住みよいまちにするための行動に移す時です。私たちの一投は必ず10年後20年後の明るい豊かな社会へ繋がっています。まずは委員会メンバーが自信をもって楽しく行動することで、まちづくりは魅力あるものだと市民の皆様に感じていただけます。夢を実現できる地域とはどういった場所か真剣に考え、夢に向かってこころ豊かに成長するまちへ進化するきっかけを創生して参りましょう。

まちづくり委員会 委員長 岡部 憲一郎

 岡山青年会議所は政令指定都市岡山に位置し、公益法人格を有し、さらに今年65周年という節目の年を迎える団体です。その中で何のために岡山青年会議所があるのかその意義を考え、将来のビジョンを持ち、岡山青年会議所にしかできない、市民、行政に働きかけ、協力しながら未来のイメージを創り上げてそれを共有し、次代に繋げていく使命があります。現在岡山では学力の低下、非行率が日本でワースト1など問題を抱えおり、自分が住んでいるまちに対する郷土愛も薄れてきています。今一度おかやまのまちに対する関心を呼び起こし、「真にありたいまち・おかやま」としてまちづくりをしていきます。

 今年度のまちづくり委員会の事業として、今年で22回を数える市民参加型のまつりである「うらじゃ」を公益の団体として、うらじゃの成り立ちや意義を県内外に広める広報の役割や、行政、マスコミと協力をし、更に大きく更に充実したまつりになるように参画していきます。また実行支援として祭り運営資金の一部を広告協賛の形で募集します。岡山の企業にも資金提供という形で積極的にうらじゃにかかわって頂くことで、うらじゃをただのイベントとしてのお祭りではなく郷土おかやまを育てる長期の事業として、行ってまいります。うらじゃを魅力的でおかやまを代表する祭りにすることで、うらじゃに関わる人がうらじゃのある、おかやまのまちを真剣に考え、愛してもらえるようにします。また、振興活動として岡山市内の小学校等を回り郷土の踊りとして取り入れてもらえるよう
に活動します。

 うらじゃの祭りを積極的に参画していくことにより、おかやまを愛し将来をイメージする人や子供たちを増やし、教育にも役立てていきます。また岡山の歴史や文化を良く知ってもらい、対話をし、次の世代に繋げていけるようにします。 公益の団体として岡山市民のリーダーとして先頭に立ち、また支えとなり、市民の皆さんと一緒に岡山の未来を創っていきます。そして「真にありたいまち・おかやま」として誇りに思える住みたくなるまちを創ります。