今年第12回目をむかえる「うらじゃ」は、「ハードから、ハートへ。」をスローガンに掲げる岡山青年会議所長期ビジョンの根幹を成す事業である。従来のイベント型の祭りではなく、市民参加型の祭りとして、岡山青年会議所が主催してきた「うらじゃ」は現在、重大な転換期にあると思う。即ち、現在までのなかば青年会議所主導型祭りから、本来の意味での市民主導型の祭りへの転換である。
12年の歴史を経て、諸先輩の努力のおかげで、祭りに参加する人数は飛躍的に増え、一般市民の間にも深く浸透してきた。岡山を愛される街、住みたくなる街にする為には、そこに住んでいる人々が、自分たちの街を好きになり、誇りに思うことによって、邁進して行かなければならない。外部の人々によるものではなく、そこに住む人々が自立して、本気で自分たちの街について考えることだ。その為には、「うらじゃ」を通して、単に踊りで祭りに参加するのではなく、祭りの創り手として参加し、岡山をより良い街にする事に関心を持つ人々を増やしていかなければならないと思う。一筋の湧き水が集まって大河になる様に、一人一人の想いが多く集まり合ってこそ、本当のまちづくりになるのではないだろうか。青年会議所においても同様に、一つの委員会のみが担当する事業ではなく、メンバー全員がこの事業に参加することによって、各個人が純粋に市民として自分たちの街について考えていくきっかけになれば良いと思う。「うらじゃ」はあくまで手段であってその先にあるのは素晴らしいまち「岡山」を創ることだ。
将来的には、「うらじゃ」が青年会議所から市民の手へと引つぎ、運営できるようになれば、今度は新たな目標を青年会議所が掲げ、またそこに市民を巻き込んでいく。常に新しい可能性を模索し、郷土岡山をより良い街にして行く為に変革の能動者として情報を発信していく。青年会議所はそのような素晴らしい団体だと私は信じている 。 |